2013年04月19日 配信

4/19(金)市民ギャラリーで「刻字展」

13年間作り貯めた100点以上を展示

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 船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1 TEL 047-420-2111)で19日より、三山在住の作家・吉田新一さんによる「刻字展」がスタートしている。

 刻字とは、木材などに半立体的に造型性のある字を刻すること。初日となった当日は、170人の来場があった。

 吉田さんは現在84歳で市内三山在住。刻字は70歳から趣味として始めたという。「指先に力を入れることが呆け防止につながるという噂を聞いたので」と、語る吉田さん。

 
 当初は板に直書きで彫る自己流で作り上げてきたが、平成12年秋に行われた「墨刻会展」で日本刻字協会の佐川雲窓(うんそう)さんの作品を見て、佐川さんに師事。「紙に文字を下書きし、板に貼り付けてから木を彫っていく」という佐川さんの教えに従って、作品を作るようになった。

 以降、年を追うごとに作品は増え、13年間で100点以上の作品を作り上げるまでに至った。中には、「日本刻字協会展」で特選を受賞した作品や、船橋美術連盟主催の「船橋市展」で奨励賞を受賞した作品も。

 また、同会場には刻字だけでなく、浮世絵やスポーツの写真を題材にした絵の彫刻も展示している。

 「趣味から始めた刻字ですが、今は私にとって生きがい。これからも作品を作り続けて毎年展覧会を開きたい」と、吉田さんは笑顔で語った。

 展覧会は21日(日)まで。開催時間は、10時~18時(20日)、10時~16時(21日)。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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