2013年04月09日 配信

4/9(火)金杉の「駄菓子屋ハナ子」まもなく5周年

近隣小学生の秘密基地、口コミで人気に

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金杉交差点近くのオートバイ専門店「岡商会」(船橋市金杉9-3-31 TEL047-439-7170)の一角を借りて開店した「駄菓子屋ハナ子」が、まもなく5周年をむかえる。

同店がオープンしたのは5年前の7月。店長をつとめるは、犬のハナ子(6)。ハナ子店長は、岡商会のおかみさん・岡志枝さん(64)と高根小学校の登下校を見守るスクールガード活動を平日の日課としている。その為、地域でも有名で開店時には、開店待ちの行列ができたという。

ハナ子店長は、店番が苦手。来店を知らせるアラームを聞いても動くそぶりを見せず、岡商会のご主人・岡松夫さん(65)や志枝さんが代わりに対応する事が多いという。

人懐っこく、子どもと老人が大好きだというハナ子店長を尋ねて平日は多くの小学生が来店する。ハナ子店長も岡さん夫婦も店の宣伝は一切しない。「子ども達にとって多くの人が知っている場所よりも隠れ家のような場所の方がワクワクするみたい。『ちょっと見付かりにくい場所にあったほうが逆に流行るんだよ』って駄菓子屋経営の先輩に教わったの」と、志枝さんは笑顔で教えてくれた。

店内の商品はおよそ100種類。目と鼻の先に「ファミリーマート」がオープンするまで、このあたりには子ども達が帰宅後に遊びに行ける場所がなかったというのが店を作った理由。岡商会の一角、約4坪のスペースを利用してオープンさせた。開店後、岡さん夫婦は各地の駄菓子屋を視察して回り、駄菓子屋経営について多くの人から学んだという。

「トイレは家で済ませてからきて下さい」「ゴミはゴミ箱にすてる」など店内の張り紙が5年間の経験を物語る。様々な人に教わって身に付けてきた駄菓子屋経営のノウハウ。平日、学校が終わると子ども達の笑顔が絶えない。

営業時間は、10時~18時(4月~10月)、~17時(11月~3月)。土曜日定休。

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↑眠気をこらえて店番をしているハナ子店長  
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↑オートバイ専門店「岡商会」の一角に店を構える駄菓子屋ハナ子  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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