4/8（月）中央公民館で平成25年度児童・生徒記者任命式

学校行事や地域の出来事などを取材・執筆

　中央公民館（船橋市本町2-2-5　TEL047-434-5551）6階講堂で8日、市内55小学校の6年生と28中学校の2年生、特別支援学校1校から選ばれた84人の「児童・生徒記者任命式」が行われた。

　「児童・生徒記者」は、昭和48年から開始して今年で40回目をむかえる。学校のユニークな授業や行事、地域の身近な出来事などを取材・執筆していくもので、任期は1年。執筆した記事は、「広報ふなばし」や市のホームページなどで随時紹介される。OB・OGには「AKB48」「ももいろクローバーZ」などへの楽曲提供をした作詞家・作曲家のタダシンヤさん、シンガーソングライターの奥華子さんがいる。

　任命式に先立ち、船橋市選挙管理委員会の主導で模擬選挙が行われた。選挙では「おすし」「カレーライス」「焼肉」の3候補者の中から、実際の選挙さながらに投票券を持って投票所に行くところから、記入・投票までを実際に体験した。その後、選挙管理委員会による開票作業には、児童・生徒とも食い入るように見つめていた。
　選挙結果は即時開票の結果、「おすし」40票、「カレーライス」26票、「焼肉」17票で「おすし」候補が当選した。

　模擬選挙後に行われた任命式では、84人を代表して八木ヶ谷中学校の稲村歩美さんと船橋小学校の杉坂侑紀くんの2人が、藤代孝七船橋市長より委嘱状の伝達を受けた。その後藤代市長からは「船橋市内には、農産物や自然など取材対象がたくさんある。ぜひ積極的に取材先に出向いて、自由な発想で記事を書いてほしい」とエールを送った。

　任命式終了後、稲村さんは「船橋市内の有名な場所に行って、自分の目で確かめたことを記事にしたい。積極的に活動したい」、杉坂くんは「文章を書くのが得意なので、行田公園の全校遠足など学校行事ついて書いてみたい」と抱負を語った。

　なお、今年は40回目の節目ということで船橋市役所広報課では、「児童・生徒記者」だけで作り上げる「広報ふなばし」の特別号を作成予定とのこと。

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