2013年04月05日 配信

4/5(金)船橋市が自然災害などの危機に備え「危機管理監」

防災・危機管理体制の強化に新設

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 船橋市(船橋市湊町2-10-25)は、自然災害をはじめとした様々な危機に対する専門知識と経験を有する職員として、4月3日付けで新設の役職「危機管理監」を「危機管理課」に配置したことを発表した。

 このほど「危機管理監」に就任したのは、安藤正一さん(55)。現在八千代市在住で元陸上自衛隊所属で階級は「陸将補」。出身は北海道。「危機管理監」は部長相当職だが、一般職任期付職員で任期は3年となっている。

 主な職務としては、災害発生時における本部長への助言及び防災関連機関等への連絡・協力要請や専門知識をいかした防災・危機管理対策業務、防災計画の作成や職員行動マニュアルの作成や各種計画の修正及び立案など。平時は、職員に対する防災・危機管理意識向上の為の教育などを担う。

 

 3日に市役所内記者クラブで記者会見が開かれ、安藤さんが挨拶を行った。東日本大震災当時は、陸上自衛隊で「東北方面総監部」に所属、3月12日~4月18日までの期間仙台駐屯地で指揮に当たっていたという。「船橋市の防災計画について修正すべき点などは」との質問に対し、「現在、防災計画を細かく見ているところ。これからハード、ソフトの両面からつめてゆきたい」と回答した。

 また、「4月下旬には船橋市役所近くに住まいを借りて、平日はそこから通います。何かがあった場合一番に駆けつけすぐに対応できる様に備えたい」と、就任の意気込みを語った。

 危機管理課は、昨年4月に東日本大震災を受けて災害対策意識の高まりを受け新設された部署。危機管理監を配置したことで更なる体制の強化を図る。

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MyFuna編集部

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