2013年02月07日 配信

2/7(木)貸し農園事業「ふるさと農園」

受付締め切り迫る、12日到着分まで

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↑写真は、夏見町農園(夏見町2-639)全72区画はすでに満員

 

 船橋市(船橋市湊町2-25-10)が運営に協力する貸し農園事業「ふるさと農園」が今月12日に応募の受付を締め切る。

 「ふるさと農園」は、昭和57年に第1号となる「大穴農園」(船橋市大穴北)が開園以来、現在13農園を展開している船橋市の貸し農園事業。市内の都市開発に伴い「市民に農業を知ってもらい、理解を深めさせる」という目的で市民にレクリエーションの場として農地を提供しようと始まった。

 近年になり、休耕地対策の一環という側面が強まりつつある。高齢化し、跡継ぎが無く耕作することが困難となった農地を「荒れさせるのしのびない」との理由から、貸し農園に提供する農家が増えているという。

 また一方で、市民側からのリクエストも多く「自分で野菜を作ってみたい」「いろいろな野菜を育ててみたい」という市民からは好評だという。これまでの利用希望者は、60代以上で定年後のシルバー層が多いが、中には子育て世代の主婦が「子どもと一緒に『無農薬』の野菜を作ってみたい」と応募する例もあるという。

 いずれも、農業指導などは行われないため、自主的に研究する意思があって「かねてから農業をやってみたかった」という市民にとっては格好のチャンスだろう。

 今回応募受付しているのは「旭町」(船橋市前貝塚町344)「藤原」(藤原7-9)など7農園(募集農園は下記参照)。いずれも駐車場は併設されておらず、応募は農園から概ね1.5キロメートルの範囲に住む船橋市民を対象としており、徒歩又は自転車などでの来場を想定している。

 申込みは、往復はがきに住所、氏名、電話番号、希望農園名を記入して「農水産課」(〒273-8501※住所不要 電話047-436-2490)まで。期限が近いため直接、市農水産課の窓口に持参しても受付可能。1世帯、1区画限り。

 2月下旬に当選者対象に、利用者説明会の実施を予定している。

 

 市農水産課によると、「募集している農園によっては数区画の募集に対して5~6倍の応募になることもある。通常、新規の農園に関しては2倍近くの応募がある」という。今回は、旭町農園63区画が新規の募集だ。

 また、「藤原農園は東武野田線の馬込沢駅からも2~3分と近く、直前まで梨農園だったこともあり土もしっかりしており、水はけも良いが何故か応募が少ない『穴場の農園』です」とも。

◆募集農園名・面積・利用料金(/年)・募集数

 ・旭町(前貝塚町344)・20平方メートル~・7000円~・63区画

 ・藤原(藤原7-9)・16平方メートル~・1万200円~・23区画

 ・坪井(坪井町6-17)・16平方メートル~・5600円~・数区画

 ・大穴(大穴北2-24)・20平方メートル~・6000円~・数区画

 ・二和西(二和西6-24)・21平方メートル~・6300円~・数区画

 ・薬円台(田喜野井7-22)・30平方メートル~・9000円~・数区画

 ・東船橋(東船橋3-23)・16平方メートル~・5600円~・数区画

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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