2013年01月23日 配信

1/23(水)きららホールでフォーラム「描こう船橋物語」

身近な所からできる国際貢献について

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 社会貢献活動を行う公益団体の船橋青年会議所が22日、きららホール(船橋市本町1-3-1)を会場に「身近な事からできる国際貢献」について語り合うフォーラム「描こう船橋物語」を開催した。

 同フォーラムは、地元船橋の事はもとより、国際的な視野にも立って社会貢献活動を行っている船橋青年会議所が、「国連ミレニアム開発目標」という大きな課題を地域として、身近な所からどう対処してゆくかをテーマに開催。

 フォーラム参加者が自発的に考え、自ら実行に移してゆけるよう立場の異なるパネラー3人を立て、ディスカッション形式で行われた。

 この日、パネラーとして登壇したのは、2012年少年少女国連大使として国連本部を視察してきた葛飾中学校1年生の小山内佐和さん、NGOで親善大使を務めている女優の酒井美紀さん、66代目の国際青年会議所会頭を務めた原田憲太郎さんの3人。コーディネーターを船橋青年会議所理事長の小山良磨さんが務めた。

 ディスカッションは、3人がそれぞれの立場から見ている国際問題の現状と社会貢献について、意見を出し合うところからはじまった。小山内さんは、中学生で女性という立場から、テレビや新聞報道で得た知識をもとに「貧困」と「女性差別」について語り、酒井さんはテレビ番組の取材を通して実際にフィリピンなどの「貧困」を目の当たりにした経験を語った。

 また、原田さんは青年会議所会頭の立場から見た国際問題を紹介、解決に向かってゆくために身近ですぐに参加できる同会議所の「NOTHING BUT NETS」事業を紹介した。

 さらに、酒井さんも身近にできる国際貢献として「チャイルド・スポンサーシップ」を紹介。「これまでにも興味はあったけど、動かなければ始まらない。動かないと次が見えない」と取材を通じて得た思いについて語った。

 フォーラムを通じて「日本は貿易立国。途上国の発展が回りまわって日本の発展、地域の発展につながるのでは」と、小山さんは感想を語った。

 JCI NOTHING BUT NETS

 …マラリアの感染を防ぐため殺虫効果のある蚊帳を家庭に配布する活動。この活動に協力している自動販売機からあがる売上の一部が蚊帳の購入に使われる。

 チャイルド・スポンサーシップ

 …月々4500円の支援を行い、教育・保健衛生・水資源開発・経済開発・農業など継続的な支援活動を行う事業。子どもたちと交流をしながら地域に根ざした貧困を解決する援助をする活動。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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