1/20(日)金杉台団地に住民コミュニティの場「きずな」
サロンや寺子屋、貸し会議室など
船橋市内でも著しく高齢化の進んでいる金杉台団地(船橋市金杉7-1-12)に住民間のコミュニティサロンとして「きずな」が開店、20日に開店式が行われる。
金杉台団地は1970(昭和45)年に造成された賃貸440世帯、分譲1098世帯の大規模な公団住宅で、現在の管理はUR都市機構。鉄筋コンクリート造で商店街スペースには郵便局や診療所、ATMコーナー以外に11店舗分の店舗スペースが確保されている。「きずな」では、子どもの宿題をみる「寺子屋」から、高齢者に向けた囲碁、ヨガ、パソコン、健康体操、健康麻雀など世代を超えて集まれるメニューを行ってゆく予定。
同団地自治会では、商店街の空き店舗対策として子どもから大人までが一緒になって情報交換できる「たまり場」を作ってゆこうと計画をしていた。そこで、同商店街内のスペースに「買い物弱者支援」として2011(平成23)年4月出店していたものの、同12月に一時撤退していた「ワーカーズコープちば」に話を持ちかけた。
同スペースに出店する際には、半年間の家賃が無料になる「チャレンジスペース」として契約。かかった改装費用や半年後からの家賃などは、船橋市の「商店街空き店舗事業」などを充当させる。
月々の運用コストは、レンタルスペースやその他サービスの「利用料」などの「事業収入」と近隣企業に協力を依頼する「会費収入」、行政からの「補助金」の3本立てでまかなってゆく。
同商店会会長の内藤一男さんは「商店街が団地住民のコミュニティを取り戻すきっかけになる」と期待を明らかにした。
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