2012年12月22日 配信

12/22(土)市川市動植物園でレッサーパンダのお嫁入り

希少血統の赤ちゃん誕生に期待寄せ

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↑千葉にやってきたばっかりで緊張の面持ちのニャンニャン  

 メスのレッサーパンダ「娘娘(ニャンニャン)」が市川市動植物園(市川市大町213-1 TEL047-338-1960)のレッサーパンダとして加わり今月20日から一般公開が行われるようになった。

 ニャンニャンは、旭山動物園(北海道旭川市)所有、2001年7月生まれの11才。国内では希少な血統を持つレッサーパンダでこれまでに1回繁殖に成功しているというが、その後数年来赤ちゃんの誕生に恵まれていなかったため今回の嫁入りが計画された。

 「レッサーパンダの寿命は12~15才と言われているが、繁殖可能なのは13才くらいまでだと言われている」と、同園飼育員の島田さん。「ニャンニャンの場合は今年、もしくは来年が最後のチャンスになるのでは」とも。

 そこで、同動物園所有のオスレッサーパンダ・天天(テンテン)との繁殖に期待が寄せられている。テンテンは、1998年7月生まれの14才だが、これまでに5回の繁殖に成功しており、昨年も繁殖に成功しているという。

 ニャンニャンは11月末から園内で検査などを受け、20日から同動物園内「ミニてつ広場」横でテンテンと並んだゲージに移された。来年1月~2月にかけて繁殖を試み、赤ちゃん誕生に期待が寄せられている。

 

 同動物園の年内開園は27日まで。新年は1月3日から開始。営業時間は、9時30分~16時30分。月曜定休。入園料は、大人720円、小中学生100円、幼児無料。

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↑一方隣のゲージに新婦を迎えたテンテンはこの表情  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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