12/8(土)都市型捜索救助技術合同訓練
「消防」と「警察」救助技術の統一を目指し
船橋市消防局はJR東日本千葉支社の協力の元、コンクリート破壊(ブリーチング)訓練をJR船橋駅旧駅舎(船橋市本町1-1)で6日、千葉県警と機動隊との合同で行った。
船橋市消防局では毎年、解体予定の建物を利用し、倒壊した鉄筋コンクリート構造の建築物に閉じ込められた人命救助を想定した訓練を行ってきた。3年目となる今年、JR船橋駅の旧駅舎を使用して船橋警察署と千葉県警察第三機動隊と連携し大規模な合同訓練を実施した。
ブリーチングとはコンクリート破壊技術のことであり大きく分けて2種類の方法がある。迅速さを追求する「ダーティーブリーチング」と救助者の安全を重視する「クリーンブリーチング」。
今回訓練を実施したのは後者。階下にいる要救助者を安全かつ効率よく救助活動を行うため、開始から4時間かけ特殊器具を使用し床に通路確保のための穴をあけた。
「日本の建築物の強度を身を持って体感した。現存する建物を壊す貴重な訓練になりました」と隊員の宇佐見浩一さん(41)。
↑酸素濃度を測定している | ↑コンクリートをカット出来る切断器具 |
←階下に要救助者が閉じ込められている場合を想定。 ブリーチング中にコンクリートが落ちないように固定している。 コンクリートは一辺約1m 重量約100kg |
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