9/18(火) 飯山満町出身臼井朝輝さんJICAボランティアでエチオピアへ
夢実現へ向け一歩前進
船橋市飯山満町出身の臼井朝輝さん(22)が、JICA(青年海外協力隊)で24年10月からの2年間、エチオピアに理数教師として派遣が決定し、その報告の為18日、市役所の藤代市長の元に表敬訪問した。
臼井さんは、飯山満町在住で七林中学校出身。東邦大学で教員免許を取得後に卒業、その後JICAに応募し、今回のエチオピア派遣に至る。現地では理数科の教師として現地の小学校に配属され、理数科教育の普及と現地教員への指導を努める事になっている。
「エチオピアを選んだ理由は、派遣内容が自分の今までの経験と、これからやりたいことにマッチしていたから。具体的な業務内容はまだ決まってないが、生徒が楽しみながら学べるような実験の授業を行いたい」と臼井さんは意気込みを語った。
臼井さんがJICAに興味を持ったのは、高校時代の担任から聞いた発展途上国の様子がきっかけ。「発展途上国では人々は日々のんびり過ごし、おやつにサトウキビをかじっている。そんな世界があることに興味をひかれた」と臼井さん。大学生時代は、自分の価値観をもっと広げるために、積極的にボランティアに参加。「価値観を広げることを目的にこれからも様々な人と交流したい」という。
「教師として生徒に夢を与えるためには、まず自分が夢を実現しなければと思いJICA派遣に応募しました。JICAでは現地の人と共に成長していき、その経験を活かして子供たちに夢を与えられる教師になりたいです」とJICAへ思いを語った。
エチオピアは、アフリカ東部に位置する人口約8295万人の国。面積は109.7万k㎡と千葉県の2.5倍弱の大きさ。主な公用語は英語とアムハラ語で約80の民族から成り立つ国家。一部地域を除き比較的治安は良い。
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