2012年09月05日 配信

9/5(水)伝説のディスコ「MAHARAJA(マハラジャ)」リニューアルから2年

本物仕様の内装、若者を意識したサービスで経営安定

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 1980年代後半のバブル経済期に高級ディスコブームを築いた草分け的存在のディスコ「MAHARAJA(マハラジャ)」(東京都港区六本木3-12-6 TEL03-6804-1798)が8月、経営者交代によるリニューアルから丸2年を経た。

 同店は、バブル経済期に「キング・オブ・ディスコ」や「ディスコの代名詞」などといわれ話題を集めた人気店。「ドレスコード」といわれる入店時の服装チェックや通称「お立ち台」と呼ばれる踊り用の台を最初に用いた店として知られている。

 ディスコブームにのって最盛期には海外店舗まで含め、実に約70店を出店したが、90年代にディスコブームが終わるとともに各地の店が閉店、90年代後半にはチェーン最後の横浜店も閉店したという。

 その後、2000年代に「マハラジャ東京」や「六本木キング&クイーン」と名前を変え再オープンするも2010年7月に閉店した。同年8月に船橋市内で道路塗装業を営む日本都市(船橋市藤原6-23-3 TEL047-429-1560)の代表大原俊弘さん(42)が「マハラジャ」の商標権を取得し、日本都市プロダクションを設立、同社の経営により「六本木キング&クイーン」跡地に「マハラジャ六本木」をオープンさせた。

 大原さんが商標権を取得後、営業を再開すべく心掛けたのは「若い人にも支持される店作り」。定期的にトイレの清掃を行い清潔に保つ事はもちろん、女性用トイレの高級感ある雰囲気作りとその演出にもこだわった。

 また、ホールで流す曲も最近のヒットチャートからも流行の曲を選択し、時間帯や曜日によって最近の曲を流す比率を増やすなどの努力をはかった。さらに、エレベーターホールや店内の内装に「純金」を使用し豪華さを演出、スピーカーやレーザービームなどの機材にも大幅な投資を行い他店との差別化をはかった。

 震災後の3~4ヶ月こそ集客が落ち込んだというが、現在は店舗の運営も軌道に乗りはじめ平日は50代以上の層を中心に40~50人の来店、週末になると20代後半~30代後半の層を中心に300~400人が来店する人気店として復活を遂げた。

 店舗面積は約90平方メートル。短パンやサンダルでの入店はお断りだという。

 営業時間は、19時~24時(月~木)、19時~25時(金・土・祝前日)、18時30分~23時30分(日・祝)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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