2012年09月02日 配信

9/2(日) 2012全日本ジュニア体操選手権大会団体優勝
次は国体、勝てば3連覇

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  8月12日~17日に行われた、「2012全日本ジュニア体操競技選手権大会」で市立船橋高校体操クラブが団体優勝を始めとした優秀な成績を収め、31日に藤代市長へ報告のため船橋市役所に訪問した。 

 

今回団体優勝を収めたのは、3年生の鈴木大介選手(18)、野々村晃司選手(17)、2年生の早坂尚人選手(16)、1年生の谷川航選手(16)の4名。

2位関西高校に対し1.550点差という接戦の末の優勝であった。個人総合では、2位野々村選手、3位早坂選手、5位鈴木選手、22位谷川選手。さらに、5位の鈴木選手は最も美しい体操選手の証であるエレガント賞受賞という輝かしい結果を残した。

  

選手たちにも、つらい時期があったという。「体操を始めたきっかけは、母が昔体操をやっていて、母親に無理やり連れて行かれたから」と過去を振り返るのは早坂選手。「はじめは辞めたくて仕方がなかった」と、当時を語る。

次第に「自分が誇れるものは体操しか無い」と考えが変わってゆき、体操にのめり込んでいったという。


 また、野々村笙吾選手の弟、野々村晃司選手は「初めは野球をやりたくて、体作りの為に兄と一緒に始めた」と、体操をはじめた理由を語る。「小学生3年生から5年生頃までは辞めたいと思っていたが、試合で活躍できるようになってからは辞めたいと思わなくなった」という。

  

つらい時期を乗り越え成長した選手たち、「将来はオリンピックでメダルを取りたい」と、将来の目標を力強く語った。

 

11月2日から行われる、「第66回全日本団体・種目別選手権大会」で全国の体操選手が集まる中、4人は高校生代表として社会人や大学生相手に団体で戦っていく。種目別では、鈴木選手が平行棒、野々村選手がつり輪・鉄棒、早坂選手はゆかに出場する。


 また、野々村選手はロシアで行われる「2012ボローニンカップ」に、早坂選手は鈴木選手とともに、アメリカで行われる「2012リューキンカップ」に出場が決定している。

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鈴木選手からメダルを借りる藤代市長  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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