6/23（土）船橋の梨今年は収獲3割減!?

収獲のピークはお盆明け頃

　今年、船橋市内で収獲される梨は、春先の降雹（こうひょう）や珍しく6月に直撃した大型台風の影響を受けて収穫量の減少が心配されている。

　船橋市内北部の大神保地区で梨農家を営む中村悟司さん（37）は、「今年の収穫量は例年の3割減くらい。雹と台風の影響が大きい。幸水収獲のピークはお盆明けになるかも知れない」と、今年の収獲予想を語ってくれた。

　今年は、春先に降雹があり6月に台風の直撃があったためそれまで順調に育ってきていた梨の収獲にも大きな影響が出そうだという。

　

　中村さんは、大学卒業後2年間の一般企業での営業職経験を経て農業を継いだ。直売所は持たず、収獲した梨は、専らJAの選果場（船橋市豊富668　TEL047-457-0023）。へ出荷している。

　中村さんに選果場の利点を尋ねると「市内だけでも25件の梨農家が品物を出しているお陰で、梨のピーク時期が終わっても美味しい梨を購入する事が出来ますよ」と笑顔を見せた。「面積が広い畑で栽培している農家が多いので、多少の割安感はあるかもしれませんね」とも。

↑梨の成長具合を見る中村さん

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