2012年05月17日 配信

5/17(木)西船橋の手作り煎餅店で「小松菜あられ」

販売開始から2年立派な地域の新銘菓に成長

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 西船橋の特産品「小松菜」を使った「小松菜あられ」が、販売開始からおよそ2年を経て西船橋の新銘菓として密かな人気を集めている。

 葉物野菜の生産が盛んな船橋市内でも、西船橋地区は特に「小松菜」の生産農家数が多く、その出荷高も多い。同地区では農家と商店会が協力し合い「小松菜ブランド」作りに取り組んでいる。

 一昨年前から始まった「小松菜ブランド」の多くは飲食店メニューだが、一部テークアウト用のメニューを開発している店舗もあり「贈答用」として、農家をはじめとした地元住民から熱い支持を受けている。

 その一つ「小松菜あられ」を開発したのは、西船橋で古くから手作り煎餅にこだわっている花見煎餅(船橋市西船4-23-6、TEL 047-431-4997)。同店の店主・持丸誠司さんは「小松菜の粉末を混ぜ込んだ煎餅は結構見かけるけど風味に欠ける。あられの衣に使用する事で混ぜ込んだ時よりも風味が随分と増します」と、その特徴を笑顔で答える。

 同店は、手作りの煎餅店として1959年に西船橋駅前に創業。日本国内に2台しか現存していないというオーダーメードの焼き機械を使用した「手焼き煎餅」が自慢の老舗だ。昭和の風情を残した店内に並ぶ商品は約50種。全てが持丸さんの手作りだ。

 5月27日は日本記念日協会が認定した「小松菜の日」。この日を記念して、西船橋周辺では「西船橋小松菜ウィーク2012」と称した小松菜の祭典が、生産農家から成る「JAちば東葛西船橋葉物共販組合」主催のもとで行われる。

 「西船橋小松菜ウィーク2012」は、5月2日から6月3日までの1ヶ月間を小松菜PR強化月間と定め、百貨店や商店会イベントなどで集中してPR活動を行う。また、5月27日には農産物直売所「ふなっこ畑」(船橋市行田3-7-1)で小松菜料理の試食などを行う「西船橋小松菜まつり2012」を開催したり、「こまつなう」と題した西船橋駅周辺24店舗の飲食店などを食べ歩くイベントも開催する。

 「こまつなう」は、3枚つづりのチケットを前売2,200円(当日は2,400円)で購入し、1チケットと引き換えに参加店24店舗のどこでも小松菜メニュー1品と1ドリンクの提供を受けられるというものだ。参加者は、複数の店を「はしご」し、普段とは違った店を開拓する事が出来る。当日、使用しきれなかったチケットは、イベント終了後1週間金券として一部の参加店で使用する事が出来る。チケットは、参加店で購入できる他、 「こまつなう」公式HPからも予約が可能だ。

 「西船橋小松菜ウィーク」に関する詳細は、西船橋葉物共販組合公式HPから。

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MyFuna編集部

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