2012年04月20日 配信

4/20(金)梨農家の受粉作業

満開の梨畑 「梨の花」でお花見

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 船橋市内の梨農家「船芳園」(船橋市二和東2-6-1)では19日、満開の梨畑での昼食会が行われ、「桜」ではなく「梨」の花でちょっと遅めの「お花見」を楽しんだ。

 この日は朝からの晴天で、絶好の作業日和。この時期になると市内の梨農家では、梨の開花に伴い『受粉』作業の時期をむかえる。

 『受粉』とは、梨が効率よく実をつけられるように『摘花』したものに他の種類の梨から採取した花粉をつける作業をさすが、実が枝に当たったまま成長し傷が付いてしまわないように見極め、作業を効率良く行うには熟練の技が必要になるという。

 その為、多くの梨農家ではこの時期、数年~数十年のキャリアを持つ「近隣住民」が『受粉』作業にお手伝いとして参加する姿がみられる。この日は、受粉作業に手伝いで参加した近隣の住民と船芳園の加納さん一家が、梨畑で満開の花を眺めながらの昼食会を行った。

 昭和40年代には、市内でも「梨もぎ」が盛んで「畑の宣伝を兼ねて『梨の花』でのお花見を行っていた農家も結構あった」と、船芳園の代表・加納一男さんは、当時を振り返る。

 この頃には、「長十郎」などの品種が好まれ多く栽培されてていたが、昭和53~54年におきた大干ばつを受けて、現在主流となっている「幸水」「豊水」「新高」などの品種に徐々に切り替えが行われてきたという。

 贈答品としての需要が多く見込まれる「幸水」は、実の大きさや傷などに敏感な顧客が多く、手間隙をかけた栽培が必要とされるようになり、市内で行われていた「梨もぎ」は徐々に姿を消していったという。

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 「梨」も「桜」も同様にバラ科の植物で、花の形は似ているが梨は真っ白い花を咲かせる。加納さんは、「花だけを見たら梨のほうが桜よりもきれい」と語った。加納芳光さんは梨と桜の違いについて「梨は『摘花』や『剪定』をするので桜のようにボリュームを持った咲き方をしないのではないか」と分析する。「梨の花は、『幸水』や『新高』などその種類によって花も違います。興味のある方は見学にいらしてください」とも。

 問合せは、梨の船芳園047-448-2158。

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