2012年04月04日 配信

4/4(水)芝山団地に話題の「100円商店街」-構想段階ではご当地ヒーロー「しばやまん」も

芝山団地商店会と芝山ショッピングプラザ共同企画で実現

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↑各地で商店会の存在意義が議論されているが「憩いの場

「老人の食卓」としての存在価値は大きい

 

 東葉高速鉄道「飯山満駅」前に2012年5月マミーマートが完成する事で何かと話題になっている「芝山」で「町興し事業」として話題となっている「100円商店街」が誕生することが明らかになった。

 昭和52年3月に船橋市芝山に完成した「芝山団地」は、開設当時バス以外の交通手段が無かった事から「陸の孤島」と呼ばれた時代もあったというが、近年になり東葉高速鉄道・飯山満駅が開通した事により急速に開発が進んでいる。

 住民の高齢化と車社会の到来により「近くて便利な」団地の商店会は、徐々に勢いを失いつつあったのだが、芝山団地商店会でパン屋を営む二代目の高村清太郎さんが商店会・会長に就任、少しずつその存在意義と活気を取り戻してきた。

 「地域の人々の憩いの場」「団地で育った人間が帰ってくる場所」としての商店会を目指し、会長就任直後から周辺幼稚園・保育園や小中学校に働きかけイベントを立ち上げてきた。

 昨年2回実施した「芝祭」では、地元小中学校の吹奏楽部などに力を借りて商店街の活気創造に貢献。高村さんの必死な姿を見て周囲の商店主らも協力を申し出るようになり、今回の「100円商店会」が現実味を帯びてきたという。

 船橋市商店会連合会との共催という形を取り、アドバイザーに山形県新庄市で「100円商店街」を生み出したとして知られる齋藤一成さんを招き準備は着々と進んでいるという。

 高村さんは、地元テレビ局やケーブルテレビ局にも協力を要請。地域紙やポータルサイト運営会社なども告知に協力する姿勢をみせているという。

 「100円商店街」を実施するのは5月26日10時~16時の間。雨天でも決行する。当日は、各店が趣向を凝らした100円商品が商店会の店頭に並び、同時にフリーマーケットも開催するという。同様の取り組みは千葉県内では他に無いため、今後は「千葉県内初開催」を掲げ定着させてゆくつもりだという。

 また、詳細については現在企画段階だが、ご当地ヒーロー「しばやまん」の結成も視野に入れているという。目下のところ商店主らが仕事と関係のある色を担当(カレーパンをもったイエロー、マグロを持ったレッドなど)しタイツを着るイメージは確立されているというが人選に悩んでいるところだという。「5月の開催には間に合わなくても秋の芝祭にはなんとか」と高村さんは語った。

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MyFuna編集部

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