3/11(日) 「あれから1年…復興支援 花いっぱいIN習志野台」-復興チャリティーイベント
東日本大震災から1年。習志野台から被災地へエールを送り、
地震発生時刻には、来場者全員で黙祷を捧げる。
地震発生時刻14:46に来場者全員で 黙とうを捧げた |
地震直後の様子を語る 「大漁プロジェクト」代表の阿部さん |
北習志野近隣公園(船橋市習志野台3-4-1)で11日、「あれから1年…復興支援 花いっぱいIN習志野台」と題したチャリティーイベントが行われた。
この日は、地元商店主らによる豚汁・焼き鳥・パスタ、ネイルサロン等の模擬店約25店、パンジー・ビオラ等の花の苗の販売、市民からの寄贈品を集めたバザーも開かれた。
被災地宮城県石巻から生産者も訪れ、地元の漁師らによって復興の為に設立された「大漁プロジェクト」メンバーによる、先着1,000名に配られた焼いわしやカキの無料試食会は、開始早々に長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。他にも、「三陸工房」メンバーによる三陸の魚(銀タラ、サケ、真タラ、サバ、干物など)の販売、bayfmの復興支援番組「HEARTLUCK」からは「石巻焼きそば」、猫の島で知られる田代島から「にゃんこTシャツ」が販売された。
メインステージでは習志野台第一小学校吹奏楽部の演奏が11:00から始まり、続いて坪井中学校吹奏楽部、千葉日大第一中学校・高校吹奏楽部、ばか面踊り、習志野台中学校吹奏楽部の演奏が披露された。
14:30から「東日本大震災を心に刻む時間」と称され、「大漁プロジェクト」代表の阿部さんや、地元漁師の方が地震直後の様子や現在行っている復興に向けての活動を語り、14:46、地震発生時刻にはイベントに来場した全ての人が亡くなった方達へ向けて黙祷を捧げた。「震災から1年たったけれど、今にもまた大きな地震が来るのではないかとドキドキする事がある。東日本大震災の事は今後もずっと忘れないようにしていきたい」とイベントに来場した34歳の女性は語った。
船橋市消防局からは被災地救援活動写真の展示、船橋東消防署からははしご車の体験乗車、船橋東警察署はパトカー・白バイの体験乗車も行われ、多くの子ども達で賑わった。
今回集まった寄付金やバザーの売上金は、イベントを主催した「ともにがんばろう東日本実行委員会」から宮城県・福島県などの被災地へ寄付される。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。 Sponsored by MyFunaサポーター 記事の場所
|