3/9(金)船橋市民ギャラリーで「房総の浮世絵」展-風景画・相撲画から見る房総
40点の浮世絵から房総を見る資料展
船橋市立西図書館で所蔵する資料の数々から、房総にちなんだ浮世絵を選出し、6日から11日まで船橋市民ギャラリー第1展示室で「房総の浮世絵」展が行われている。
今回展示されているのは、房総にちなんだ浮世絵の中から江戸時代後期から明治期にかけて描かれた風景画と千葉県出身の力士が描かれた40点。
船橋市立西図書館には、現在千葉県に関する多色刷りの浮世絵が約480点所蔵されており、県内の図書館ではナンバー1の保有数となっているが、今でも年に数点ずつの買い増しを行っているという。
「千葉県は、昭和20年まで宮城県と並んで全国でも屈指の相撲県で、ともに4人の横綱を輩出していた」と、同資料展を担当する職員。
この日は、「諸国名所百景」「冨士三十六景」「名所江戸百景」「富嶽三十六景」などと合わせて、船橋市本町(旧九日市)出身の力士で「舟橋」の四股名で初土俵を踏み小結・関脇まで昇進した「荒馬吉五郎」や、同じく海神出身で前頭二枚目の「照ヶ嶽光右衛門」、市原市出身の「小柳常吉」など千葉県出身の力士を描いた浮世絵も多数展示されている。
また、浮世絵と当時の歴史背景などをからめて説明を受けることができることで人気を呼んでいる「ギャラリートーク」は、11時50分からと14時30分からの計2回行われる。
資料展は、9時~19時まで。入場は無料。最終日の11日は、17時までの展示となる。
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