2012年02月23日 配信

2/23(木)フラワーショップベル開店から2ヶ月

脱サラ・未経験で生花店を開業

「お陰さまで」と笑顔の奮闘2ヶ月

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 津田沼駅から5分ほどの立地に昨年12月1日、小さな生花店「フラワーショップベル」(船橋市前原西2-12-8)が開業した。

 この店のオーナーとして奮闘するのは、木村実(まこと)さん。木村さんは、11月まで務めていた内装会社を退職して、不退転の覚悟で生花店を開店したが全くの未経験。専門知識もない中で奮闘し、まもなく開業から2ヶ月を迎える。

 同店が開業する以前、同所には「鈴木生花」という老舗の生花店があったが、店主が高齢の為9月末で閉店した。木村さんが地域の仲間との食事の席で「俺、やってみようかな。あの場所に花屋さんがなくなると困る人がいると思うんだよね」と冗談半分で言ったセリフに「いいじゃん。応援するよ」とみんなが賛成。流れのままに店の権利を取得し、12月の開業に至った。

 

 年末は、「神棚を新しくしたいから」「お供えの花を新しくしたい」などといった年末特需が舞い込み売上も好調だったというが、1月~2月の売上は思わしくない。専門知識が無い部分は「鈴木生花」から引継ぎで協力してくれているパート社員のフォローや、近所の同業者に頭を下げ教えを請うことで補ってきた。様々な試行錯誤、近所の知人からのアドバイスなどで少しずつノウハウも蓄積されてきたという。

 「『西友や駅中にも花屋があるんだから他との差別化を意識しなきゃだめ』と言ってあげたわ」と近所の女性経営者は語ってくれた。地域の人々に支えられ、受けたアドバイスを真摯に受け止めながらの営業は、まだ始まったばかりだ。

 この2ヶ月について尋ねると「まだ、自分のお給料は出ないですけど新しい事にチャレンジしている実感があるので、とても充実しています」と木村さんは笑顔で語る。「まだまだ駆け出したばかり。多くの人に支えてもらいながら津田沼の街に認められる花屋になりたい」と意気込みを語った。

 同店の営業時間は、10時~20時。定休日は日曜・祝日。電話047-455-3869。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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