2011年10月14日 配信

10/14(金)アンデルセン公園で放射線 市内最高値を計測!?/ふなばしアンデルセン公園

アンデルセン公園の一角で市民グループによる放射線量測定

anderusenkouen.jpgのサムネール画像  
※参考画像 アンデルセン公園子ども美術館ゾーン  

  ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525)の一角で市民団体が12日に放射線量を測定したところこれまで同市が計測してきた値を大きく上回る5.82マイクロシーベルトが検出された事を受けて、同市は追跡調査を行った。

  市民団体が測定したのは28ヘクタールある公園内の約30ヶ所。中でも「子ども美術館ゾーン」織のアトリエ前、食のアトリエ前、火の広場の3箇所では毎時1.79~5.82マイクロシーベルトという高い値が検出されたという。

 同市では、市民グループの使用した測定器 日立アロカメディカル社製「ALOKA TCS-172」でこの3ヶ所を含めた7ヶ所に調査対象を広げ再調査を行った。市民グループの調査では、毎時5.82マイクロシーベルトとされた「織のアトリエ前」では市の測定で0.91マイクロシーベルト、1.79マイクロシーベルトとされた「食のアトリエ前」では、0.78マイクロシーベルト、「火の広場」では2.1マイクロシーベルトとされたが1.41マイクロシーベルトだった(同市広報課発表)。同機種同じ場所での計測ではあったが市民グループの測定結果と市の調査結果には大きな差が見られた。

 今回の調査で放射線量が高かったのは3ヶ所はいづれも側溝や低地などの雨水が溜まりやすい場所。最近の集中豪雨の影響で一時的に放射線量が増加したものとみられている。同公園では14日以降、追加で放射線量の高いとおもわれる20ヶ所も調査する予定。

 同公園では、検出結果の高かった場所の土砂を除去し、「大地の広場」に置き仮囲いをした。今後は、市の調査結果を入り口や同公園ホームページなどに掲示し、すでに使用予約のある団体には連絡を入れてゆく。

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MyFuna編集部

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