10/1（土）映画「森聞き」公開／宮本公民館

自主映画「森聞き」宮本公民館で公開

　船橋市宮本公民館の講堂で、親子で自然に触れ合う野外活動を楽しむことを目的とした市民グループ「自然に親しむ会」が、映画「森聞き」の自主上映会を行った。

　同映画は「森の名人」と呼ばれる人たちの人生と技を追った4人の高校生のドキュメンタリー。現代の高校生と、森と向き合う暮らしを営んできた老人達との、世代間交流をテーマに、名人の語る言葉で漠然とした将来への不安を抱え悩んでいた若者が希望の光を灯してゆく様を映像化したもの。

　「東日本大震災を経て、社会が変わろうとしている今だからこそ、森の名人たちが灯してくれる「ほのかな光」をたくさんの人に受け取ってもらい、これからのことを見つめ直すきっかけにしていただきたいとの願いから、今回の上映会を企画しました」と主催者の金沢和子さん。
　今回は、この映画を自分の街で上映したいという「普通のお母さんたち」の手作り上映会に、約130人が来場した。

　上映後は、ちば里山草笛音楽隊による草笛の演奏や、同映画監督の柴田昌平氏と千葉在住の「森の名人」小林正幸さんによるトーク、サイン会などが行われた。

　上映後のトークショーでは、柴田監督が「来場者と近くで話したい」と客席に降り、名人小林さんが高校生を迎えた際の体験談や柴田監督の「聞き書き」への思いなどを間近で聞かせた。

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