2011年09月22日 配信

9/22()震災前の石巻市を中心に撮影された映画 千葉県初上映/勤労市民センター

震災前の「宮城県石巻市」を撮影

「エクレールお菓子放浪記」県内初上映

img040ekureru.jpg img041ekureru.jpg
   

 3月11日に発生した東日本大震災前に宮城県石巻市を中心に撮影された映画「エクレールお菓子放浪記」がこの日、船橋市勤労市民センターにて4回に渡り千葉県初上映された。

 

 この作品は企画を含め3年の歳月がかけられ、完成されたのは今年の2月。東日本大震災の前日310日に東京都で映画完成披露試写会が行われていた。東北での先行上映が主に撮影された石巻市岡田劇場で3月24日に予定されていたが、震災と津波の影響で中止。映画に映し出された美しい町並みは津波により破壊され東北地方での上映は困難となっていた。

 しかし、「とどけ<思い>、つながれ<こころ>」を合言葉に521日より東日本大震災チャリティー上映として全国順次上映に切り替えられた。全国の各上映場所では募金と共に1チケット代より30100円が、「エクレール寄金」を通して被災地へ寄付されるという。

 

 制作委員の川島さんは「730日より上映されている仙台会場では、被災者家族が映画を通して家族に会いに来たという方もいらっしゃいました。928日には石巻市グランドホテルにてエキストラ420名を中心に試写会を行う予定です」と話す。

 船橋市の上映実行委員である相内さんは「自分も東北出身なので震災は他人事ではなかった。千葉県上映ではぜひ船橋からと思い向け実行委員を立ち上げ、今日に至った」と話してくれた。

P1320926ekureru.jpg P1320984ekureru.jpg
実行委員の皆さん  
P1320925ekureru.jpg P1320921ekureru.jpgのサムネール画像
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード