2011年09月13日 配信

9/13(火)ビンで飲むコカ・コーラの自動販売機発見!/伊酒屋 喜や

今では珍しいビンのこか・コーラを販売する自動販売機

船橋本町で発見!!

IMGP1848kokako-ra.jpg  
   

 船橋駅から京成船橋駅へ至る住宅街の一角、古民家風居酒屋「伊酒屋 喜や」の横にテーマカラーの「赤」がひときわ目立つ自動販売機がある。ここでは、ビンの「コカ・コーラ」をはじめとした飲料が販売されているのだ。

 この自動販売機は、7月23日に設置され密かに話題を呼んでいた。設置当初110円で190ミリリットルの「コカ・コーラ」や「スプライト」「カナダドライ」等を販売していたが「ビンを回収する予定で値段を設定していたところ、ビンをもって帰ってしまう人が予想よりも多かった」(白井代表)為、急遽150円に値段設定を変更した。ところが、ほとんど売れなくなってしまったため8月初旬には、現在の売価130円(ビンを返却すると10円戻る)に変更した。ペットボトルで500ミリリットル入りを購入すると自動販売機で150円という事を考えると割高感があるがビンのコレクターや子どもの頃に駄菓子に入り浸った思い出のある30代以上の会社員層を中心に「おっ!懐かしい」と、販売数が伸びているという。

 

 自動販売機の設置にかかわる経緯について店主の白井健治さんに尋ねた。「越谷のショッピングセンター内でビンのコカ・コーラ自動販売機を見つけてどうしても欲しくなりメーカーに依頼した。運よく撤去したものがあったということで設置してもらう事が出来た」と嬉しそうな笑顔で話してくれた。

 

 現在、ペットボトル飲料が主流となっているためビンの飲料自体の生産が大幅に減っているという。それに合わせ、ビンの飲料を販売する自動販売機自体も製造を取りやめており、現在世に出ている自動販売機は、過去に製造したものを修理しながら使っているのだという。

 

 「子どもの頃にビンで飲んだコカ・コーラの味が懐かしかった。本当は『ファンタオレンジ』や『ファンタグレープ』も販売したい」と目を輝かせる。現在は、東日本大震災の影響でビンの飲料自体の生産も減産しているとのことで入荷が遅れているが、徐々に商品ラインナップは増えてゆきそうだ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード