2011年09月07日 配信

9/7(水)縄文国際コンテンポラリーアート展9月11日迄/船橋市飛ノ台史跡公園博物館

 縄文とメキシコ・マヤの根が現代アートで繋がる

日本とメキシコのアーティストたちの作品展示

 

 P1320023tobinodai.jpg    P1320033tobinodai.jpg
   

    

 平成1211月に設立された船橋市飛ノ台史跡公園博物館では911()まで第11回目の縄文国際コンテンポラリーアート展が開催されている。船橋・飛ノ台の縄文遺物とマヤ文明の源流にインスピレーションを受けた日本とメキシコのアーティスト達が作品を展示発表し、縄文とメキシコ・マヤ の根が現代アートでつながりを見せる。 

 公園内には清水雄一氏の「大きな手」の野焼き作品、館内 1Fギャラリーにはメキシコから7名の作品展示、3Fには杉原信幸氏の土器や貝を並べ縄文人の星座をイメージした作品など日本人作家9名の作品が展示されている。また毎年夏休み期間に行われた「縄文とあそぼ」企画では、勾玉や縄文アクセサリー・土器などを作るワークショップや、火おこしから土器で料理を作る縄文アート収穫祭が今年も大人気だったという。

 P1320005tobinodai.jpg   P1320007tobinodai.jpg
 P1320001tobinodai.jpg  P1320155tobinodai.jpg
P1320157tobinodai.jpg  P1320160tobinodai.jpg 
 P1320162tobinodai.jpg   P1320164tobinodai.jpg
  P1320167tobinodai.jpg   P1320185tobinodai.jpg
   

  

同館では常設展示として2F展示室では、7,000年前の土器や1938年全国で初めて見つかった炉穴(住居内調理場)、1993年に男女2体が抱き合うような形で発見された合葬人骨の模型、竪穴住居など飛ノ台貝塚から発掘された遺物を中心に展示。

P1320145tobinodai.jpg P1320149tobinodai.jpg
7000年前の土器 炉穴模型

 

 3Fで7000年前の貝がらや市内出土の土器片に触れるコーナーや藤原観音堂貝塚から発掘された、およそ30004000年前の犬の骨をもとに復元された模型、市内最古(1万年前)の貝塚「取掛西貝塚(飯山満町1・米ヶ崎町)」の実物の貝層展示。約2cm程の最少の土偶から最大の土器など、市内で発掘された縄文時代の貴重な遺物が展示されている。

P1320052tobinodai.jpg P1320120tobinodai.jpg
  藤原観音堂から出た骨をもとに復元模型

P1320072tobinodai.jpg P1320109tobinodai.jpg
市内で最小の土偶 市内で発見された最大の深鉢形土器

 

同館では910月(主に土・日)も数々のたのしい縄文体験ワークショップが開催され、105日から毎週水曜全4回にわたり、午後630分よりFACEビル6Fキララホールにて「縄文大学」を開講し最新の考古学研究を届ける予定だ。

 

飛ノ台史跡公園博物館
〒273-0021千葉県船橋市海神4-27-2
電話番号047-495-1325
休業日 月曜日・祝休日の翌日(土曜日・日曜日は除く)
入館料
一般 100円(団体20名以上は70円)
児童・生徒 50円(市内在住の中学生以下は無料)(団体20名以上は30円)
午前9時から午後5時まで ※入館は午後4時30分まで(最終日午後3時まで)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード