2011年09月05日 配信

9/5(月)被災地への子どもたちへ手作りおままごとセットを/田中弘実さん

母の愛で石巻市に

手作りのおままごとセットを贈る

DSC_0134tanakasan.jpg DSC_0122omamagotosetto.jpg
田中弘実さんと愛娘の蓮夏(れんな)ちゃん 手作りのおままごとセットを被災地へ贈る

 市内在住の田中弘実さん(30)は、東日本大震災直後の3月14日から宮城県石巻市の保育園や避難所へ子ども達のメンタルケアを考えた手作りのおままごとセットを送り続けてきた。

 震災直後、2歳になる蓮夏(れんな)ちゃんは地震のショックでご飯を食べなくなり、一日中抱っこの日々が続いたという。「千葉でこれだけメンタルに影響が出ているのであれば被災地の子ども達はどれほどの傷を負っているのだろう」と考え、宮城の県石巻市役所に交渉した。受け入れ窓口としての協力を受け、船橋から子ども達のメンタルケアを目的とした支援活動を行ってきた。

 弘実さんは、会社員時代「熊野筆」のブランド立上げを手掛けた経験のあるキャリアウーマン。その頃に取引のあった企業や営業経験を活かし開拓をした数々の大手企業から支援を取り付けた。京都シルク株式会社(大阪市鶴見区)や株式会社ボーネルンド(渋谷区神宮前)、クロックス・ジャパン合同会社(世田谷区用賀)といった大手企業が弘実さんの活動に協賛、物資の提供を行った。

 支援活動を続けてゆく中で被災地の子ども達に最も喜ばれたのが、フェルトでつくった手作りのおままごとセットだったという。弘実さんは「被災地の子ども達にクリスマスプレゼントとして手作りのおままごとセットを贈りたい」と考え全国各地からおままごとセットを集める活動を開始した。

 おままごとセットの作り方をマニュアル化し誰でもつくれるようにブログに掲載した。また、全国から送られてきたおままごとセットを下着メーカーの協力で検針出来る体制を整えた。「営業は慣れているので交渉は苦になりません」と爽やかな笑顔で語る。母が子どもを思いやる気持ちから企画されたクリスマスプレゼントの企画。弘実さん一人の力ではたくさんの数を作ることができない。「たくさんのママに協力してもらって一人でも多くの子ども達にぬくもりを届けたです。これを読んだママが協力してくれることを願っています」と弘実さん。尚、縫い物が苦手な方にはラッピンググッズの提供など他の形での支援も求めている。セットの回収開始は10月初旬から、回収終了を11月15日頃と見込み12月から現地での配布をするという。

 詳しくは、下記メールアドレスまで。また、これまでの活動に関しては下記の公式ブログで紹介している。

suro@dwmail/jp

問合せ先/田中弘実さん

公式ブログ(アメブロ)

http://ameblo.jp/suro3395/theme-10040138014.html

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード