2011年07月16日 配信

7/16(土)行田夏まつり/行田公園

年々規模を拡大させる行田夏まつり

福島県から避難の複数家族も出店

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年々集客の増える行田夏まつり  

 毎年恒例となっている行田夏まつりが千葉県立行田公園にて盛大に開催された。例年、行田夏まつりは周辺自治会の受け回りにより幹事制度で行われ、住民主導のもと企画・運営されているが、その規模は年々拡大、参加する模擬店、地域住民の数も増え続けているという。

 先の東日本大震災で被災した福島県から、行田団地へ避難してきている34世帯からも多くの家族が、この祭りに出店者として参加した。出店団体名は『がんばっぺ』(内藤由美子代表)。行田団地の住民と周辺地域に住む市民ボランティアによって設立された震災被害者の支援を目的とした団体だ。

 「代表の内藤さんに出会えたお陰で暮らせている」と語る福島県富岡町出身の鈴木直美さんも同団体の活動により助けられている一人。4月に着の身着のままで行田団地入りした際、同団体代表の内藤さんから学校を通じたプリントで「よかったら、好きなものを持っていってください」と生活に必要となる物資の提供を声かけられたことから徐々に親交が深まった。現在では、週一回程度のお茶会で福島県から避難してきた家族と行田団地住民とのコミュニケーションが図られるとともに、生活に必要な物資の提供も受けているという。

 がんばっぺでは、生活必要物資の提供だけでなく国土交通省への家賃無料期間期限延長の要請など様々な活動も行っている。尚、がんばっぺでは長期に渡るとみられる復興支援についてお手伝いの募集も行っている。「実際に被災地に赴く事はできないけれども何か手伝いをしたい」という方へ「自分の出来る事をしてみませんか」と呼びかけているのだ。具体的には「力仕事なら任せて」「裁縫なら得意」「絵を描くのがすき」「物資集めなら任せて」などこんな事ならできますという声を集めている。問合せ先080-2055-6653(災害支援ボランティアがんばっぺ)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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