2011年04月25日 配信

4/25(月)さようならキッズ号 記念乗車会開催/総合教育センター

船橋の子ども達を乗せて12年10ヶ月

キッズ船橋号が引退を迎える

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キッズ船橋1号 キッズ船橋2号

 船橋市では、市内の小学生が行っている一宮の少年自然の家での校外学習やプラネタリウム館の送迎などに、学習バス(キッズ船橋号)を平成10年より12年10ヶ月に渡り使用してきた。

 市総合教育センターは、キッズ船橋号が排ガス規制の為、本年6/30(木)をもって引退を迎える事を発表。これまでのキッズ船橋号の安全運行に感謝を込め「記念乗車会」の開催を決定した。

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記念乗車会に参加することでもれなく製作キットをもらう事が出来るキッズ船橋号のペーパークラフト。

キッズ船橋号の大ファンという市内在住の少年がデザイン・製作したものを使用している。

   

 記念乗車会は、2011/5/5(木)9:30~10:30(受付時間9:20~9:30)のスケジュールで開催。内容としては、(1)キッズ号記念乗車(2)ペーパークラフト作り(3)記念撮影などを予定している。応募資格は、4年生以上の児童・生徒(保護者同伴のこと)先着100名までとし、応募の受付は市総合教育センタープラネタリウム館(047-422-7732)にて行われる。申し込み期間は4/12(火)から開始され4/25(月)現在で40名ほどの応募があるという。申込締め切りは4/28(木)まで。

 船橋市にキッズ船橋号が採用されたのは、平成10年二台合わせた走行距離は40万km(地球10周分)、延べ13万人の児童が利用したという。キッズ船橋号はその愛称を市内の小学5~6年生に公募、決定されたという。それまで、市の校外学習における移動交通費は全額保護者負担であったという。キッズ船橋号の導入にあたり保護者の負担を減らす事が目的とされていた。

 同バスは、愛称の可愛らしさやボディ塗装や内装にどこか漂う懐かしさが人気を集め、学校関係者の間では引退を惜しむ声も多数聞かれているという。震災後の自粛ムードの中、記念乗車会を中止しようという案も出たが「約13年間に渡って船橋市の子供達の為に働いてくれたキッズ号、しっかりと感謝を表そう」と今回の記念乗車会が決定したという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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