4/24(日)第二回情熱地酒の会/矢島酒店
「日本酒を飲むことは、
日本の伝統文化を守り伝えてゆくことだけでなく
日本の農業を守ることにもつながります」
熱い情熱が人と人をつなぐ
このイベントの企画者 |
フローラ西船会場には 270名もの日本酒ファンが集まった |
船橋市藤原の矢島酒店は、日本各地の18蔵元と協力し日本酒試飲のイベントをフローラ西船を会場に開催した。前月11日の東日本大震災の影響の残る中で当初は開催も危ぶまれたと言うが、「日本酒を広める事は日本の伝統文化を広める事とともに日本の農業を守る事にもつながる」(矢島専務)と開催を決意。
この熱い思いに打たれ全国各地からこの日を楽しみに集まった約270名の日本酒ファンは、南は山口県・広島県から北は青森県に至るまでの18蔵元がそれぞれのブースでふるまう自慢の日本酒85銘柄をのみ比べた。
このイベントは、入場に際し事前予約が必要。会費2500円を支払うと立食形式で18蔵元が推薦する日本酒を自由に飲み比べできるというもの。蔵元は、それぞれの地元から酒に合う『つまみ』を持ち寄り日本酒とともに提供する。
当日は日本TVの取材が入り来場者に インタビューなども行われた。 放送予定は2011/4/28(木)4:50頃からの 『news every.』 |
この日会場に訪れていた飲食店数店舗を経営するYさんは「造り手と直接ふれあえる事でその思いを込めてお客様にお酒を勧める事ができる。経済的に混迷を極めているこんな時だからこそ『やる!』と決意した店主に拍手を送りたい」と絶賛。
また、西船橋在住のMさんは「個人の酒屋さんでこんな大規模な試飲のイベントを行っているところを見たことが無い。本当に素晴らしいイベント」と評価。
更に、今回の震災で大きな被害に遭った福島県からこのイベントに蔵元として参加した宮泉銘醸株式会社 代表の宮森義弘氏は、「私達の会津若松は被災地でもあるが海岸線からは遠く離れているので実は支援側でもある。仕事が終わると社員総出で炊き出しなどのボランティアに参加している」と日本酒の知識だけでなく福島県内の様子を語る一面も見られた。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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