2010年12月30日 配信
12/30(木)歳末特別警戒/船橋市消防団
市民の安全を陰で支える消防団
1/7には出初式が行われる

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 船橋市の消防団は古くは明治27年『船橋町消防組』が最初と言われ、昭和22年船橋市消防団として組織、現在20分団59班約700名の団員がいます。平成7年からは女性の団員も採用、現在20名が住民指導本部員として各地域で活躍。その中のひとり香取本部員とともに歳末特別警戒を取材した。
 
 12月30日午後6時、船橋市消防団第二方面隊第10分団1班(松田修一班長)ではすでに出発準備が完了、消防車に班長以下2名と香取団員が乗り込み金杉団地から金杉地区を「火の用心と防犯」を呼び掛けながら約1時間程巡回した。
 
 歳末で狭い路地に路上駐車が散見され消防車が通るのもギリギリだったり、住宅地では角地に物がはみ出していて、切り返しを何度かしてやっと路地に入れるなど、思いのほか消防車が進行しにくい現状を目撃、実際の火災現場だったらと思うと他人事ではない。
 
 こうして年末夜間にパトロールする団員も普段は民間人、普段であれば一家団欒を楽しむ時間帯だ。これをよそに見回りをするとあって慢性的な団員不足だという。特に市南部と中部地区の多くで定員割れ。
 男ばかりの消防団員中20名の女性団員が、広報や住民指導に活躍しており香取団員もそのひとりだ。「消防局の腹話術の女性隊員がカッコよかったので、あんなボランティアをしてみたい」と志願。悩みはあまりに女性が少ないことだという。
 
 ちなみに香取団員、普段は整体師で仕事中にも出動要請がかかるという。
 1月7日(金)船橋アリーナで9時30分から消防出初式が行われ各地の消防団が集まるという。普段地道な活動を続ける消防団員の晴れ舞台。応援方々出かけてみてはいかがだろうか。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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