2010年11月28日 配信

11/28(日)金杉台団地の朝市/金杉台団地

団地住人と企業の協力で朝市を開催

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 市内の平均よりも高齢化率の高い水準にある金杉台団地では、以前、団地内のショッピングセンターで営業していたスーパー「エコ・ピア」が2年前に撤退したことで高齢者世帯の買い物難民化が深刻な悩みとなっている。住民団体の金杉クラブ代表の中村氏はこうした買い物難民化した住民の利便性の向上を考え、エコピア撤退後の空き店舗にスーパーマーケットを誘致すべく株式会社ランドロームジャパン(村越操社長)と協力しテストマーケティングを含め朝市を開催している。三回目にあたる今回の朝市は、開始時間となった午前8時に集まった住民は20名ほど。午前9時までの間に断続的に来場者は訪れたが、総数で100名程度の来場となった。

 

 主催者の中村氏は「住民の利便性の為を考えて企画したが集客がふるわない。生鮮食品を購入できるスーパーが必要とされているはずなのに…」と残念そうだ。出店に協力した株式会社ランドロームジャパンの村越社長は、「不定期に開催しても周知までに時間がかかる。出来ることなら毎週日曜日に開催など定期的な開催が必要。UR側との交渉で団地の自治会が経営するスーパーマーケットとうスタイルをとってみては?」と集客のふるわなかった理由について分析した。

 

 今回の朝市に当たっての告知は手配りのチラシ1200枚とのこと。前回新聞販売店の協力にて折り込みチラシで周辺世帯全てに配布した事から考えてみても集客に関しては見直しが求められる。また、船橋市中央卸売り市場内で卸売業を営む篠田氏は「開催の時間が早いのでは?日曜日の朝8時はゆっくりしていたい時間なのかもしれない」と分析。

 金杉台団地の朝市が常設のスーパーマーケットを誘致させる為には様々な関門があるとみられるが、誘致に成功することが出来れば全国的にも注目されるケースとなりそうだ。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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