11/23(祝)下総三山の七年祭り/二宮神社
七年祭りの総仕上げ。
竹矢来で囲まれた会場で行われる秘儀
七年祭りの総仕上げである磯出祭りは御礼大祭で9つの神社から祝福にやってきた神輿がそれぞれ帰っていった後に親族にあたる二宮神社、子安神社、子守神社、三代王神社で行われた。
昔は国道14号線よりも南には家一軒程度をはさんで海が広がっていたため素裸で神事を行っていたといわれているが、京葉道路や国道14号の整備、海岸線の開発によって、近年現在の会場で行われるようになったという。
タライ・柄杓・米・酒・赤飯・蛤・お櫃・飯台・重箱・ゴザが備えられ神事の開始時刻を待つ。
満潮時に合わせて子守神社(子守)・二宮神社(夫)・子安神社(妻)・三代王神社(産婆)の順で会場に入場する神輿。前回の祭礼の年に生まれた男女の子供(リョウトメ)が白張を着た二人にそれぞれ抱きかかえられて入場する。
産屋の儀は全て暗闇の中で行うものとされているが、通常は会場全ての灯りが消された中でリョウトメが蛤を交換し、儀式を終えるものとされているが今回は灯りの中で儀式が行われた。神事が終わると
儀式が終わり子安神社と三代王神社が帰ってゆくと二宮神社と子安神社の神輿は、それぞれの花棒をくっ付け合い契りを交わす。
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