2009年08月20日 配信

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 6月7日午後9時12分に東葉高速鉄道飯山満駅を出発した東葉勝田台行き下り列車内で、意識不明状態に陥った男性がいると乗客からの通報を受け、運転手が速やかにすべての駅宛に無線連絡をした。

IMGP3831jyushou.jpg これを傍受した北習志野駅では119番通報をするとともに駅員3名(駅務助役/加藤太郎【42】、駅務副主任/飯塚尉行【31】、駅務掛/柴崎規宏【30】)が担架及びAEDをもってホームに待機、列車到着後速やかに、人工呼吸・胸部圧迫をしながらAEDによる除細動を行うなど、迅速・的確な救命活動を継続して行い、到着した東消防署救急隊員に引き継いだ。(※除細動…心停止の原因になる心室細動を取り除くこと)

 飯塚氏は「一昨年、AEDを導入した際に研修を受けており、その研修で履修した内容に従ってAEDを操作し人命救助に貢献できた」と話している。

 この乗客は、AEDの実施により心拍及び呼吸が再開し、到着したドクターカーの医師による診察のあと千葉県救急医療センターへ搬送され、現在は社会復帰し健康に生活しているという。

 消防局の小出氏によると「患者にセットするとAED自身がアナウンスをし、始動を知らせます。簡単な研修を受けて頂くだけで、救急の際に的確な処置が施せるようになっています」と語ってくれた。

 この日、北習志野駅長である船橋昭憲【40】以下、前出の3名が山崎消防局長からの感謝状を受けた。

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MyFuna編集部

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