7/10(火)習志野の住宅街に「OLD FINE CAFE」
九州出身の青年実業家が千葉の新天地で心機一転
船橋市と習志野市の市境、船橋市習志野の住宅地の一角に5月23日、「OLD FINE CAFE」(船橋市習志野5-6-8 TEL047-409-7908)がオープンした。
もともと鉄板焼きと寿司屋が入っていた木造2階建ての建物だった同店。元からあった店舗の作りやテーブルなどの什器を生かし、約30坪の店内はカウンターとテーブル合わせて25席を用意する。
店内の真ん中には2階へと続く階段があるが、天井でふさがっていて登れないようになっている。「入った時からこの形だったんですが、面白いのでそのままにしました。今は、来店した子ども達がたまに登ったりして遊んでいます」と笑うのは、オーナー・徳永新輔さん(39)。
徳永さんは鹿児島県出身。約12年間、九州地方でカラオケBOX、マジックバー、ダーツバー、ドッグカフェの経営をしていたが、九州も地方が抱える過疎化問題の例外ではなく、このまま商売をしていくのは難しいと感じたという。
それまでは経営者だった徳永さん。自分でも何か手に職を持てるようなことがしたいと思ったことと、徳永さんの兄が千葉に住んでいたことをきっかけに、30歳を過ぎてから千葉県内に転居。その後、寿司屋、居酒屋、焼き鳥屋などを経て、都内のカフェでラテアートに出会い、カフェ経営に踏み切ったという。
経営者として店舗をプロデュースしてきた経験も活かし、同店の味をどのように活かせるかを考慮した結果「古いものほど味があり、長く愛され、つきあっていける店」というコンセプトで店内づくりを行った。よくよく見るとテーブルが鉄板焼き店のものだったり、カウンターは寿司屋の名残りがあったりと、昔から近隣に住む来店者の懐かしむ姿が見られることも。
メニューは、メインメニューにスープとサラダがつく「チキンオーバーライス」(900円)、「ココナッツチキンカレー」(1000円)、「ローストビーフボール」(1000円)のほか、「ベイクドチーズケーキ」「ティラミス」(各600円)などのデザートも用意。コーヒーゼリーが入ったヘーゼルナッツ風味のカフェオレ(550円)も来店者から好評だという。
「自然体でゆっくりでき、1人でも気軽に入りやすいお店づくりをしていきたい。店内もまだまだ改造中なので、今後の変化も楽しみにしてもらいたい」と徳永さん。今後は店内でのワークショップなども開催予定だ。
営業時間は11時~22時。不定休。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
Sponsored by MyFunaサポーター