2018年07月08日 配信

船橋からコーヒー文化を広めるために出店する梶さん(写真左)

7/8(日)船橋珈琲タウン化計画のPhilocoffeaが葉山の海の家に出店
焙煎や、カフェの運営アドバイザーとしても活動の幅を広げる

 船橋をコーヒーの街にしようと活動を続けるカフェ経営者らの団体「船橋珈琲タウン化計画」のリーダー梶真佐巳さんとコーヒーのWORLD BREWERS CHAMPIONSHIP2016世界チャンピオンの粕谷哲さんが共同経営するPhilocoffea(フィロコフィア、船橋市本町2-3-29、TEL047-460-9400)が神奈川県三浦郡葉山町にCOFFEE HUS by PHILOCOFFEA」を出店、7月6日から営業を開始した。

 同店は、葉山町の一色海岸にある海の家「THE SAIL HUS(ザ・セイル・ハウス)」の一角に出店。THE SAIL HUSは、千駄ヶ谷で「10坪不動産」を手掛けるFMGとアパレルブランドの「ヘリーハンセン」が運営している。

 同店正面の階段を登って突き当りの注文カウンター左手にスペースを構えており、FMGが昨年11月に葉山にオープンさせたコーヒー店「COFFEE HUS(コーヒーハウス)」とのダブルネームでの出店となっている。

 出店期間は、7月6日~8月31日までの約2か月間。この間、7月17日~22日までの6日間は、同店は後半戦に向けて作戦休憩するが、その間はアパレルブランドが出店するという。店舗面積は約2坪。カウンターで注文してSAIL HUS内で楽しむスタイルの営業となる。

 同店を仕切るのは、宮本陽介さん(28)で、Philocoffeaの次世代を担うエースだという。今回は、「COFFEE HUS」のプロモーションを海の家で行う目的での出店。

 「海に合うコーヒー」をテーマに、「夏場の海辺でコーヒーを楽しめるのか」という課題を提示。同社でボトリングしているクラフトアイスコーヒーと特製シロップを炭酸ソーダで割った「コーヒーソーダ」(800円)、ココナッツとパイナップルの香るトロピカル感を前面に押し出したフローズンカクテル「ピニャコラーダ」(800円※コーヒーの香るラム入りは1,000円)で勝負をかける。

 Philocoffeaではこれまでにも都内有名百貨店や青山・銀座などの高級店が並ぶエリアでの出店実績を持っており、今回もこうした実績を踏まえた上での依頼だという。船橋=コーヒーの街という情報発信を船橋の中だけでなく、外からも行う事で効果的に船橋をPRしようという取り組みでもある。

 「コーヒーの木から根が張り、実をたくさんつけていくようにあらゆるところにコーヒーを届ける」という社訓で設立したPhilocoffeaは、直営のカフェ経営や焙煎に加え、海外へコーヒーの技術指導やカフェやコーヒー店に加え地方スーパーへの集客アドバイス、障がい者雇用によるコーヒーの製造といった分野まで手掛けるようになった。

 同社の代表・梶さんは、「コーヒーを全ての人に届けたい」と数年先に見据えた夢を語る。今回の葉山の海の家での「夏場のコーヒー提供」はその挑戦の第一歩だという。

 「COFFEE HUS by PHILOCOFFEA」の営業時間は、9時~20時。木曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • SAIL HUSはアパレルブランドが運営する海の家だ

  • 海で冷えた体にはホットコーヒーも人気だという

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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