2018年07月06日 配信

船橋夏見の杜クリニックの小西院長(中央男性)

7/6(金)夏見・焼肉やまと裏手に「船橋夏見の杜クリニック」
カフェやレストランのような外見、クリニックと気付かない人も

 船橋市内で唯一クリニックなのにCTとMRIを備えた施設「船橋夏見の杜クリニック」(船橋市夏見1-5-20、TEL047-409-5101)が今年4月に開院した。ちなみに、見た目がカフェやレストランのように見える事から医療機関だと気が付かれないことが多いという。

 医療法によると「クリニック」とは、入院設備が19床以下または無床の医療機関の事を指し、「医院」「診療所」などもこれと同意義になる。「病院」は、20床以上の入院設備を持っている医療機関を指す。同クリニックは、船橋市内で唯一「クリニック」の規模でCTやMRIといった高額の精密検査機器を導入している。

 同院の院長は、市内古和釜中学校卒業性の小西孝典さん(43)。沖縄セントラル病院勤務から地元に帰ってきて、東京女子医科大学に勤務していた弟の良幸さん(39)と一緒に創業した。

 「大手の病院の脳外科に勤めている時に『精密検査をしたいけど検査予約取るのに1日がかりで診察、実際にMRIをとる日に丸1日…こんなに時間がかかるんだったら検査なんかしなくっても良いよ』という患者さんの声を聞いた。もう少し精密検査が身近にあっても良いのではないかと感じたので、これだけの設備を用意して開院しました」と小西院長。

 同院の診療科目は、脳神経外科、内科、放射線科を受診可能。頭痛、めまい、しびれ、顔の痛み、物忘れなどに関する診察を得意としている。MRIとCTの検査はかかりつけ医の紹介状があれば即日撮影、診断も可能だ。脳ドック、人間ドックや各種の精密検査受診は電話で予約受付をしてからだという。

 同院には、脳梗塞や脳腫瘍の診断に強いというMRI(3.0ステラ)、頭蓋骨内の出血疑いや頭部外傷の診断の際に使われるCT、動脈硬化の診断をする超音波診断装置(頸動脈エコー)を配備。そのほか、将来的にリハビリデイサービスなどにも対応できるよう自動牽引機、ウォーターベッド型マッサージ器なども用意している。

 施設内にはキッズスペース、おむつ替えスペースもあり、無料駐車場は電気自動車の充電できるスペース含めて20台分の用意がある。

 近隣に住み、常に頭痛に悩まされているという40代主婦は、「頭痛が以前からずっと気になっていた。MRIで検査して頂いたことで異常なくそれほど問題のない頭痛だとわかって本当に安心した」と、検査を受けた感想を話す。これまで、遠く感じていた精密検査についても病院ほどの待ち時間をかけずに検査できるようになりそうだ。

 「1時間半から2時間程度でMRIの撮影から診断まですることが可能です。船橋市が40歳以上の人に補助金を出し、受診を推奨している脳ドックも、市内のクリニックでは当院だけが指定施設になっています」

 診察時間は、9時~12時、15時~19時(※土曜日は13時~16時)。休診日は日曜・祝日。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 先端検査機器のMRIを配備

  • リハビリにも使用できるウォーターベッドも

  • 先を見据えて広々としたリハビリルームも

  • 敷地内には調剤薬局もかかえる

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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