2018年06月20日 配信

店舗入り口付近

6/20(水)船橋競馬場駅近くに業務用スーパーマーケット「せんどば」
関東進出1号店で20日から1周年記念セールも

 京成線船船橋競馬場駅のすぐそばに業務用スーパーマーケット「せんどば」(船橋市宮本9-5-15)が、昨年6月20日にオープンしてからちょうど1年を迎える。 

 同店を経営するのはトーホー(本社:兵庫県神戸市)。同店は関東圏で初の出店となる。同社広報の内田晃さん(42)は「関東は卸売の40%を占めているので出店したかった。船橋はライバルとなる食品卸売業者も多いが、飲食店も多いので、将来的に伸びていく可能性があると思う」と話す。

 同社は1947(昭和22)年10月、個人商店を営んでいた藤崎定さんと待鳥初民さんが「戦後の焼野原を食の流通を通して日本を活性化したい」との思いで佐賀県佐賀市に創立した食品卸売事業「藤町商店」が前身となる。その後1953(昭和28)年に社名を「東蜂産業」に変更。その名前の由来は、「東に向かって働き蜂のように働く」ということにあるという。さらに1983年(昭和58年)に社名を「トーホー」に変更し現在は外食産業向けに、全国180カ所で業務用食品卸売及び現金卸売店舗を経営している。

 船橋店の売り場面積は482 坪。店内には東京都中央卸売市場・大田市場や船橋地方卸売市場から仕入れた鮮魚や野菜、基本的な調味料、珍しい輸入食材、酒類など、約8000アイテムを用意。飲食店の運営に必要な食材を一カ所で仕入れる「ワンストップキャリー」ができるのが特徴だという。

 店長の川添章教さん(53)は「まだ認知度が低く、初めて来た飲食店経営者の方にこんないい場所があるならもっと早く知りたかったと言われた。いろいろな人に使ってもらい、商品の良さを知って欲しい。一般の方もプロがどういった食材を使っているか知れて楽しめると思う」と話す。

 6月20日~6月24日には1周記念イベントを開催。タイムセールのほか、プライベートブランドの冷凍食材などのおすすめ調理法を提案する食品提案会や夏向けデザートメニュー提案等などを行う。詳しくは同店HP(http://sendoba.com/)でも紹介している。 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 鮮魚売り場

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所