2018年06月16日 配信

移動販売車事業に乗り出した「酒楽家あま野」の天野夫妻

6/16(土)東船橋の居酒屋「酒楽家あま野」が移動販売車事業に進出
3周年を前に通常営業と並行しての立ち上げ

 東船橋駅から南へ徒歩5分程にある酒楽家あま野(船橋市東船橋1-15-9、TEL047-407-0304)が、開店から3周年を前に今年5月から移動販売事業に乗り出した。

 あま野が開店したのは2015年の12月。「地域に根差した店にしたい」という店主・天野清次さん(45)の想いから地元を盛り上げる各種のイベントに参加してきた。

 中でも東船橋駅周辺を盛り上げようという地域活性化イベント「ひがふなフェスタ」では、ホンビノス貝を使ったご当地丼「ひがふな丼」を開発。これを看板にかかげて船橋市が主催する「ふなばし朝市」などにも出店し、食を通じた地元PRを熱心に行ってきた。

 そんな中で天野さんが移動販売車事業に踏み切ったのは、ご当地丼を安心して・多くの人に食べてもらいたい、いま修行に出ている長男が戻ってきたときに任せられる事業を作っておきたいという2つの理由からだった。

 天野さんの人柄と料理の腕で週末の夜営業は常連客の来店や地域のコミュニティの宴会ニーズなどで安定してきたが、「駅から少し離れている為か、昼間のランチ需要が思うように伸びなかった。3周年を迎えるにあたって何か新しい手を打っていこう」と、天野さんは「ひがふな丼」PRで見識のあった「移動販売」を視野に入れ新規事業として研究するようになった。

 タイミングよく船橋市場内の市場カフェで企画されていた「キッチンカー事業の説明会」に参加し、移動販売車に事業としての可能性を感じた。ノウハウを身に付けるために、夜は通常営業を行いながらキッチンカー事業の研修に通ってクレープを焼く技術を身に付け、時間があれば売り子として地方に派遣され移動販売に必要な知識を身に付けていった。

 半年間にも及んだ研修で「店で接客しているだけでは会えなかった様々な人とつながるようになった。店の外の世界で求められていることの一つ一つが勉強になった」と、天野さんは移動販売事業について話す。移動販売で顔を合わせることの多い飲食経営者との情報交換も増え、互いの店に行き来することも出てきたという。

 研修と同時に依頼し、進めていた移動販売車の制作も天野さんがノウハウを吸収した頃に完成。ゴールデンウィークの連休から正式に自車での販売を開始した。2号店となる移動販売車には「(A boo kitchen)ア・ブー・キッチン」と名付け、市内のイベントを中心に出店する。

 「移動販売でいろんな人と会うようになって毎日勉強の日々です。皆さん色んな工夫をして販売している。売れるイベントとか売れないイベントではなく自分の工夫がまだまだなんだと実感させられます」と天野さん。料理人として腕に自信を持っていたが、客目線に立ち、かき氷やクレープもメニューに加えた。

 移動販売では、夫婦一緒に行動する事がこれまで以上に多くなったという。妻の千恵子さん(47)は、「移動販売で色々な人に会えるのは本当に楽しい。何より、移動販売車は昼間の仕事なので、来店してきた子どもたちに喜んでもらえるのがうれしい」と、笑顔で話す。

 「やりたいことを自由にやらせてくれる妻に感謝。この先も機会があれば色んな場所に出店して知識と見分を広げていきたい」と天野さんは移動販売車の可能性について語る。

 出店情報は、現在のところ「酒楽家 あま野」のフェイスブックページで公開。今後、「A boo kitchen」のページも立ち上げを検討しているという。

 酒楽家あま野の営業時間は17時~翌4時(第2・第4日曜は24時)。第1・第3日曜定休(予約の場合のみ営業)

 酒楽家あま野の過去の記事 東船橋にやきとんの店「酒楽家 あま野」 http://myfuna.net/archives/townnews/20160505105943

  • A boo kitchen(アブーキッチン)と名付けられた2号店

  • 生ビール豚串、かき氷など多様なメニューを展開

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