2018年03月24日 配信

船橋と北海道津別町をつなぐ30年の活動

3/24(土)船橋市場で「船橋津別青少年交流協会」が料理教室
津別産の「蕎麦」をメイン食材に

 船橋市と北海道津別町を30年にも及ぶ市民間交流でつないできた「船橋津別青少年交流協会」が主催する料理教室が3月24日、船橋市地方卸売市場内の調理室で行われ同会の会員ら20人が津別産の蕎麦をメイン食材にして交流を行った。

 同会の結成は、平成17年。それまで30年近くの間、市主導で行ってきた市民間交流を民間移管する際に受け皿として設立。有志の市民や経営者らで立ち上げた。奇数年は、船橋市から津別へ。偶数年は津別から船橋への交換留学が行われ子ども達を通じた都市間交流が続けられてきた。

 同会では、毎年3月20日付近の土曜日を利用して料理教室を開催、子ども達を呼び込んで各種の料理作りを通じた青少年育成を行ってきた。

 津別町は、北海道網走郡にある人口5000人程の道東の町。網走や阿寒、知床など道東観光に出かける際の交通要所。特に同町内にある道の駅「あいおい」は阿寒から網走、知床へ向かう際の休憩場所として重宝されている。街の主要産業は農業と酪農。町域面積は、716.8平方キロメートルで船橋市の市域86.62平方キロメートルの約10倍。

 今回の料理教室では、あいおいで生産されている蕎麦を使った「蕎麦がき」をメインに山菜や野菜、鶏肉などを使った数々のメニューを用意。この日の料理教室には、あいにく子どもの参加は見られなかったが、同会の会員たちを中心に20人程の市民が津別産の蕎麦を食しながら交流を行った。

 同会は、船橋市少年少女団体連絡協議会とともに、毎年5月に船橋市総合運動公園で開催している「少年少女交歓大会」実行委員として活躍するなど子どもを軸に街に密着した活動を行っている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「仲良くなるのは食事が一番」と同会会員

  • 津別産の蕎麦を使った蕎麦がき

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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