2018年03月11日 配信

3/11(日) 西図書館で市内在住イラストレーター・小倉正巳さんの作品展示
「小さなりゅう」シリーズの原画や職業紹介も

 
企画事業係の岡本絵美さん  

 船橋市西図書館(船橋市西船1-20-50)2階のギャラリーで、3月9日から「小さなりゅうとなかまたち 小倉正巳おしごと図鑑」を開催している。

 同企画を担当する同館企画事業係の岡本絵美さんは「当館でも人気の絵本『小さなりゅう』の挿し絵を手掛ける小倉さんが市内在住であることから、お声掛けさせていただきました。

 若い人の『本離れ』がありますが、そのような方たちにも図書館に足を運んでもらえる機会を増やしたく、本に関する展示だけでなく、イラストレーターという仕事や絵を描くことに興味がある人にも来てもらえるよう、小倉さんを通しての『おしごと紹介』もしています」と話す。

 同館2階のギャラリースペースで、定期的にさまざまな企画展を催している同館。3月9日からは、絵本「小さなりゅう」シリーズなどの挿し絵を手掛ける絵本作家・イラストレーターである小倉正巳さんの作品展示と、小倉さんを通してイラストレーターという職業を紹介する展示を行っている。

 展示スペースには、「小さなりゅう」シリーズの原画の展示、同じく同館で多く貸し出されているという「オオカミ少年ドルフィ」の原画も展示する。さらに、小倉さんが影響を受けたという本が並ぶラックがあり、本を自由に閲覧できるようになっている。

 そのほか、小倉さん自身が撮影したという小倉さんの作業工程がわかる写真やコメントの展示も。小倉さんが愛用している画材、アイディアスケッチなども公開されている。

 また岡本さんは「小倉さんからも、『来場した人が何か参加できるような場にしたい』との声もいただき、そのような場を設けています」とも話す。机の上に色鉛筆が用意されたコーナーでは、来場者が「小さなリュウ」に色を塗り、展示スペースの好きな場所に自分の作品を貼って、飾り付けに参加できるようにもなっている。

 「会期の後半には、たくさんの『小さなリュウ』でにぎやかになっていると思います」とも。

 3月25日の14時からは、小倉正巳さん本人が来館して「夢を応援!図書館・ミライ図鑑~絵本作家・イラストレーターってどんなおしごと?」という特別講座も開催する。同日は小倉さんがイラストレーターになったきっかけやどのような仕事なのかの紹介のあと、後半にはイラストに水彩色鉛筆を使って色をつけていく体験も行う。同講座への定員は先着20人。事前申込制で参加無料。対象年齢は10歳以上。

 同展示は4月11日まで開催。開館時間は9時30分~20時00分、土・日曜、祝日は17時まで。閲覧無料。3月26日は休館となる。

   
   
   
   
   
   

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MyFuna編集部

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