2017年11月21日 配信

11/21(火)金杉台団地に焼き立てパンも買える「Cafe de STELLA」
介護福祉サービスのコンフォートケアグループが経営

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 高齢化率40パーセントを超えると言われている金杉台団地で11月22日、焼き立てのパンも買える「Cafe de STELLA」(船橋市金杉台1-1-5)がオープンする。

 同店を経営するのは、金杉台団地を中心にグループホーム、居宅介護支援事業所などの介護福祉サービスを展開する「コンフォートケア」(代表=形山昌樹さん、船橋市金杉台1-1-2、TEL047-440-5765)本格的な飲食業態初参入となる。

 「これまでに認知症カフェを『すももカフェ』という形で展開してきましたが、本格的な飲食業態は初」と、話すのは同社代表の形山さん。店舗面積は、約60坪。厨房部分を除くと約40坪、21席(内5席が喫煙席)とかなりゆったりした造りになっている。

 コンクリート打ちっぱなしのようなシンプルな壁紙、本物の木を貼ったカウンターは、最近流行のDIYテイストを採用。店内奥に入ると少しダウンライト気味だが、入口付近は大きな窓から取り込んだ外光で明るく、入りやすい雰囲気を演出する。

 「CONSERVO」というベーカリーチェーンのフランチャイズに加盟し、初の異業種に進出。「少子高齢化が進む現代日本にあって、介護報酬頼りでは従業員の将来に責任を負えなくなる」と、介護報酬以外の収入源を模索、事業所の集中する金杉台団地で「周辺にはパン屋さんがない。パンなら毎日でも買いに来てもらえる」と、ベーカリー業界への進出を図った。

 「場」として人が集まり、交流しやすいカフェ業態を選択。イートインのカフェスペースがメインだが、焼き立てのパンを提供できる本格的なパン焼き窯も装備。毎日50~60種類のパンを常備。1日800個、日商8万円程度を目指す。

 パンの価格は、ほとんどが100円程度、高い物でも150円くらいで提供する。将来的に認知症の高齢者が雇用され、給料を稼げることを目標にベーカリーチェーンを探した。ベーカリースキャンという新しい技術でほぼ自動的にレジ決済をすることができる。

 また近い将来は、同団地は高齢化率が40パーセントを超える、超高齢化住宅。1500世帯が住む同団地で外出が難しい高齢者などを対象として、パンの配達サービスなども手掛けていく予定だ。

 営業時間は、9時~18時。月曜定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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