2/13(火)西武船橋店で「思い出メッセージ展」
200通を超えるカードに閉店を惜しむ声
西武船橋店(船橋市本町1-2-1)の地下1階特設会場で1月24日から「西武船橋店との思い出メッセージ展」が開催され、今月28日Dで閉店する西武船橋店へのメッセージが日に日に増え、ひそかに話題を呼んでいる。
特設会場には梨をデザインしたメッセージカードと筆記用具を用意。来店客は足をとめ、メッセージを書いたり、ボードに貼られたカードを読む姿が多くみられた。カードには子どものころからの西武の思い出や感謝の言葉が書き綴られ、西武の閉店を惜しむ声が数多く寄せられている。
「生まれた時からお世話になりました。お出かけと言えば新しい服を買ってもらい、大人になって初めて化粧品を買ったのも西武さん。初任給で両親や祖母へのプレゼントも購入しました。閉店が寂しいです」とメッセージを書いたのは、市内在住の44歳女性。
中には、「50年のうち3年くらいを従業員として勤め、休みの日は買い物で来店客としてもお世話になりました。表でのやりがいや喜び、裏方で苦労してきたことなど、いつか報われると信じていましたが、こんなに皆さんから愛された店舗で働けたことは幸せでした」と、元従業員からのメッセージも。
西武船橋店販売促進担当の柿沼俊一郎さんは、「カードは船橋の特産である梨をデザイン。船橋の“な”と“し”にも掛けています。皆様の思い出が詰まった西武船橋店にお言葉をいただければ。また50年間地域と共に歩んできたことへの感謝を込めて企画しました。メッセージの一つ一つ読ませていただき感慨深いです」と話した。
SNSでも思い出メッセージを募集しており、ハッシュタグ「#西武船橋」を付けてのメッセージの投稿を募っている。会場には1967年9月の開店当初からの変遷の写真パネルを展示している。「思い出メッセージ展」とパネル展示は閉店の28日まで展示される。
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