2017年07月14日 配信

7/14(金)行田西小6年の藤井くんがスケボー国際大会で5位入賞
行田在住のスケボー親子が快挙

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藤井さん親子  
   

 今年5月19日~22日にカナダで開催された「フリースタイルスケートボード選手権」で、行田西小学校6年の藤井裕大くん(11)がアマチュア部門で5位に入賞、父親の雅博さん(45)もベストトリック賞を受賞した。

 「フリースタイルスケートボード選手権」は毎年カナダのサレーで開催されており、10カ国以上から選手が集まる国際大会。プロとアマチュアの部門があり、今年は日本からプロ5人、アマチュア5人が参加した。

 裕大くんはアマチュア部門に出場。お気に入りの映画「君の名は」の主題歌にあわせて演技し、技の構成からスケボーのメンテナンスまで自分で行った。

 途中でタイヤが故障するというハプニングもあったが最後まで滑り切り、見事5位に入賞。「たくさんお客さんもいて、英語で分からないところもあったけど、名前を呼ばれた時は盛り上がって嬉しかった」と、喜びを話した。

 雅博さんはプロ部門に出場。「時差ボケがひどくて体調が万全ではなかったので、辛かった」と振り返るが、技を競う「ベストトリックコンテスト」でオリジナルの技を成功させ、優勝した。 

 裕大くんがスケボーを始めたのは小学1年の時。スケートボーダーの雅博さんの影響で、自然にスケボーで遊ぶようになったという。

 雅博さんの弟もスケートボーダーで、現在は大阪在住だが、船橋市内に住んでいるときは裕大くんの指導をしていたという。「すべるのが楽しいし、技を覚えていくのが楽しい」と笑顔で話す裕大くん。「今日も2つ新しい技にチャレンジして成功しました」とも。

 フリースタイルスケートボードは、ストリートと呼ばれる階段や斜面などを使用する競技とは異なり、平らな面さえあればどこでも練習が可能だが、市内には公的な練習場所がないという。「週末は埼玉や東京に行って1日中練習しています」と雅博さん。「市内で練習場所が確保できれば嬉しいのですが」とも。

 雅博さんはスケボー普及のために2002年よりJFSA日本フラットランドスケートボード協会を立ち上げた。現在も会社員の傍ら、スケボー普及のためにコンテストの開催や指導などを行っている。

  裕大くんは「11月の全日本選手権で優勝、来年の国際大会では優勝したい」と目標を話した。

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  カナダでの試合に出場した仲間と
   
   
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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