2017年03月26日 配信

3/26(日)芝山団地商店会で「100円商店街」と「人生ゲーム」
船橋市内で初開催!商店街を舞台に「まちあそび人生ゲーム」

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 飯山満駅近くの芝山団地商店会(船橋市芝山3-10)で商店街の活性化イベント「100円商店街」が3月25日、「まちあそび人生ゲーム」が26日と2日間にかけておこなわれた。

 同商店会では、全国各地で実施された様々な企画を商店会長自らが視察し、実際に商店街イベントとして取り入れることで商店会に昔の活気を取り戻そうと積極的な活動を行っている。同商店街の会長は、高村清太郎さん。

 今回、25日に実施した「100円商店街」は、商店街の各店で100円で提供できるメニューを設定。目玉となるユニークな100円商品を目当てに普段商店街にやってこない人も、商店街を訪れ、この日は買い物を楽しんだ。この日の出店には、葬儀業者が「入棺体験」を提供。老人福祉施設では、リハビリメニューを実施するなど多彩な100円メニューが商店街を彩った。

 26日に開催した「まちあそび人生ゲーム」は、商店街自体をタカラ社の開発したロングセラー商品「人生ゲーム」になぞらえて、店特有のアトラクションを提供するもの。それぞれの店で提供するアトラクションをクリアすると「縁」という通貨を発行し、ゴールした時点でこの通貨をどれだけ多く持っているかを競い合うというもの。

 いずれの企画も、国内の他地域の商店街で実際に行われ話題を呼び、商店街の活性化に一役買った企画。高村会長は、こうした各地の商店街活性化策を聞きつけては、実際に現場に足を運び、ノウハウを学び、同商店街に導入している。

 船橋市内でも最年少の商店会長に就任した高村さんは、当初商店会長という重責に多くの悩みと矛盾を抱えたが、少し先輩の商店会長仲間に誘われ全国の商店街で成功している事例を視察に出かけるようになった。

 自身の仕事だけに目を向けるのではなく「広く地域に目を向ける」事で商店街の持つ魅力を再認識させる企画の数々に触発され、同商店街で船橋市内でも初となる「100円商店街」を実施。

 テナントが抜け、シャッターも目立つようになった商店街だけでは人員が不足していたが、高村さんの思いに共感した学生ボランティアや、地域のママさん、経営者仲間らが協力を買って出た。

 今回の「100円商店街」、「まちあそび人生ゲーム」にも多くのボランティアが駆け付けた。商店街の店舗だけでは不足する出店にも多くの仲間が協力した。晴天だった25日、あいにくの雨天となり肌寒くなった26日ともに多くの来店客が商店街を訪れ企画に参加した。

 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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