2017年08月07日 配信

8/7(月)船橋市場は夏祭りの仕入れなどで大混雑
船橋市場は夏祭りの仕入れ客で大繁盛

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 夏休みに入って船橋市地方卸内市場(船橋市市場1-8-1)が一般来場者の増加、仕入れやイベント周りの買い出しに訪れる客で大いに盛り上がりを見せている。

 同市場は、4年前に農林水産省の管轄する中央卸売市場から、地方行政の管轄する(同市場の場合は船橋市が管轄)地方卸売市場に移管した経緯がある。

 いずれにしても、プロの仕入れが目的の「卸売市場」であるため、「一般客の来場を大歓迎します」という積極的な情報発信はしていないが、市場内の事業者、特に関連商業組合棟(飲食や惣菜漬物、米、包材関係など)は「一般の方も大歓迎。買い物や食事の方にたくさんお越しいただきたい」というのが実情だ。

 また、管轄が船橋市であるため市民が市民生活の向上を目的として市場を便利に利用することに関しては歓迎姿勢を見せているようだ。

 関連市場では、駄菓子問屋の山下商店、飲料販売の丸富商店、飲料及び調味料販売の田中商店などは一般客の来店にも率先して対応。卸売価格での商品提供を売りに業績を伸ばしている。

 また、水産仲卸売業でも一般客の受け入れを視野に入れて一目でわかりやすいプライスカードを用意するなど工夫を凝らした売り場も増え、週末の金曜日・土曜日を中心に一般購入者の来場が増えている。

 青果部門でも、「桜井青果」や「島重」など小規模飲食店向けに販売をしている青果店も複数店舗存在しており、プロの仕入れが落ち着いた7時以降頃からは一般購入者を積極的に受け入れしている。

 そして、船橋市場の観光案内所として昨年12月12日に開設されたカフェスペース「市場カフェ」も一般来場者向けに市場の利用方法などを案内、ワークショップの開催などを通じて一般客の目を市場に向ける努力を行っている。

 8月26日には、船橋市場の一角を解放した「盆踊り大会」。隔月第一日曜日には「市民感謝デー」や、一般開放日の「楽市」も実施。船橋市内に「市場」がありデイリーユースでも利用することが可能だというアピールを行っている。

 「何十年と船橋市内に住んでいるけど、市場に入ったのは初めて」という70代女性も、市場カフェのワークショップを通じて初来場。同様に子どもと一緒に市場を訪れた30代女性も「子どもの喜ぶようなおもちゃなどが格安で売っていて楽しい。いままで船橋市内に市場があるのを知らなかった」などと話す。

 船橋市場は、8月11日、13日~15日までの期間が盆休みに入るので、訪れる際は10日(普段であれば休市の水曜日だが週内に祝日があるため開市)までか、16日以降に予定を組まないと各店が営業を行っていないので注意が必要だ。

 また、船橋市場では、8月26日に市場開放の盆踊り大会を実施する。また、再来年に50周年記念の企画を水面下で計画中。式典形式の50周年記念ではなく、ベント形式での50周年記念企画を考案・模索しているという。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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