2017年05月13日 配信

5/13(土)船橋市場の現金問屋「やました」でママ向けに講座
パパにも秘密の儲かる模擬店開設の裏技もコッソリ

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 船橋市地方卸市場内に本拠地を構える駄菓子と玩具問屋の山下商店(船橋市市場1-8-1 TEL047-424-0225)で毎日10時ごろから開催されているママ向けの模擬店開設講座が大人気だ。

 この時期から秋口にかけて、船橋市内を中心に県内各所で各地の自治会や商店会で地域住民を巻き込んだイベントが多数行われる。少年野球やサッカーチーム、ダンスチームなどでは活動費の捻出、町会・自治会や子ども会では子どもたちを楽しませるイベントの企画に熱が入る時期でもある。

 当日を楽しみにする子どもたちにとっては、待ち遠しい限りだが、出店側の保護者は「どんな模擬店を実施したら、子どもたちに楽しんでもらえるのか、赤字にならないで済ませるにはどうしたらいいのか」と、毎年頭の痛い時期でもあるようだ。

 ここ数年、イベントで模擬店を開催する保護者の多くが利用しているのが、船橋市場の「現金問屋やました」だ。同社では、「売れ残り商品の返品引取り」や、「料金の後精算」など利便性の高いサービス実施で年々利用者を増やすとともに、人気の秘訣は模擬店成功の秘訣を伝授するこの講座だという。

 同講座では、模擬店の売れ筋商品の紹介と販売方法、成功事例の共有などを軸に今年入荷の新商品紹介なども行っている。

 同社代表の山下大八さんが自らマイクを握り、新商品を紹介するのだが「これは…何てことはないのですが…ピカピカ光ります、音もなります」と、見るからに子どもたちが食いつきそうな豪華な装飾が施された光るライフル銃を真面目な顔で構え、実演する。

 時には、くじ引きの際に子どもたちが100円玉を握りしめている様子をリアルに描写しながら、子どもたちを夢中にさせる魔法のことばや裏技を、コッソリ紹介する。参加するママたちは、子どもたちの楽しそうな様子を想像し、一様に笑顔になる。

 同社の講座では、収益予想や利益の見込みも紹介する。また、会の目的に応じて子どもたちに利益を還元するための仕入れや、運営費捻出のための利益確保の方法も丁寧に紹介する。

 「ネットで駄菓子を検索するとバカみたいに安くなっている時代。お客さんの目的に合わせて模擬店で楽しませながら赤字を出さない方法や、返品保証でイベント中止にも対応できるバックアップ体制を構築するところが評価されているようです」と山下さん。同社では、イベントの予算を提示すればそれに合わせた商品構成を用意するサービスや、「昨年同様」と伝えるだけで商品を用意するサービスなども充実させている。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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