2017年11月29日 配信

11/29(水)地元飲食チェーン「一九」Gがデンマーク皇太子に料理提供
店舗でも同メニューの提供開始

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 船橋駅、西船橋駅周辺で「居酒屋 一九」(船橋市西船4-26-3)など8店舗を展開する山商グループが、10月11日にデンマーク大使館で開催された日本とデンマークの友好関係150周年記念レセプションにメニューを考案し提供したことをきっかけに、グループ各店舗でも同メニューの提供を始めた。

 記念レセプションで提供したメニューは、船橋のホンビノス貝、スズキ、小松菜を筆頭に、日本全国から吟味した食材を使い、グループ店5店舗の料理長が約1カ月かけて考案したもの。

 店舗で提供する際のメニュー名は「デンマーク大使館にて皇太子に和食の文化を伝えましたコース」(7,000円)で、完全予約制での提供となる。 

 コース料理の内容は「三番瀬のホンビノス貝と三つ葉のかき揚げ」「すずき柚庵焼き 小松菜ソース」「干し芋クリームチーズの湯葉巻き」「本鮪中トロ、かわはぎ、赤貝」「ふろふき大根蟹あんかけ」と寿司(山口天然車海老、本鮪大トロ、サーモン炙り、コハダ、船橋産スズキ)。店舗では冬季限定で、カニ付きのプランも用意する。

 皇太子を招いてのレセプションの会場では、一般的には、ミシュランで星を獲得する店舗や一流ホテルのシェフなどが担当することが多いなか、今回、同グループがデンマーク皇太子に料理をふるまうこととなったきっかけは、本中山の米店「まきの米店」(船橋市本中山3-1-5)店主の牧野基明さんの地道な活動が影にあったためだという

 船橋の食材を他の地域や海外にも知ってもらうための活動をしている牧野さんは、ある日、デンマークに関する料理教室に同席。日本とデンマークの友好150周年と船橋市が市政施行80周年という節目の年を迎えるに際し、「日本を代表して、船橋の食材をデンマークに伝えたい」という思いから、その場に同席していたデンマーク大使の通訳者に船橋の食材を紹介。

 その後、松戸徹市長にも交渉したという。今夏ごろに、デンマーク大使館関係者とバーベキューをした際には船橋の食材を持ち来み、実際に食べてもらいながら関係を築いていったという。

 牧野さんは、「海外に日本の食材を紹介する時、ある一つの食材だけでは弱い。チームでさまざまな食材を持っていけることが強みになる。船橋市内の横のつながりだけで、今回、これだけの大きな成功を得られた」と話す。

 「船橋とデンマークは、いろいろなジャンルで繋がっている。今後、船橋でデンマークのチームもできるのでは?」と山商グループの専務・山本圭一さんは話している。

限定メニュー提供店舗は以下の通り:
・居酒屋 一九(船橋市西船4-26-3、TEL 047-432-1919)
・いっきゅう船橋店(船橋市本町5-6-19、TEL 047-426-0005)
・いっきゅう離れ(船橋市本町5-6-19、TEL 047-409-0919)
・嵯山(船橋市西船4-26-11、TEL 047-437-6666 )
・おどる魚(船橋市西船4-24-5、TEL 047-432-8887)

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山商グループの料理人5人で料理を提供  
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デンマーク皇太子と皇太子夫人   5店舗で提供する限定メニュー
   
   

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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