2017年05月08日 配信

5/8(月)海老川の向田橋・新海老川橋の彫像が復元

キジや子ども鼓笛隊の像が蘇る

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左が修復されたキジ(向田橋)  

 海老川(船橋市夏見5)に架かる向田橋の仲よく餌をついばむ2匹のキジ像の1羽が3月16日、新海老川橋のばか面踊りの踊り子像と鼓笛隊のバチが3月24日、修復を完了し復元された。

 海老川には13の橋がかり、欄干に船橋の特徴をイメージしたブロンズ像やレリーフが設置されている。河口から数えて8番目にあたる新海老川橋と13番目にあたる向田橋のブロンズ像が盗難や、いたずらで破損してしていたことを知る人は少なかった。しかし、昨年から今年にかけて密かに作り直しされていたことが分かった。

 経緯について「元々のばか面の踊り子像や子ども音楽隊、キジなどのデザインは船橋在住の漫画家・牧野圭一さん、制作は船橋在住の彫刻家・川村栄さんに担当していただきましたが、川村さんが亡くなってしまったためデザイン制作とも牧野さんに担当いただきました。牧野圭一さん監修のもと、鋳造、設置を池田美術会社にお任せしました」と、道路維持課の課長の宗意(もとい)正之さん。

 橋が完成し、像やレリーフが設置されたのは1986(昭和61)年3月。それ以来、海老川を挟んだ両岸は、船橋市民の散策路やジョギングロードとして整備され、四季折々の自然を満喫できるコースとして親しまれてきた。

 「今回のような盗難やいたずらはあってはならないこと。市民のみなさんの物ですから、みんなで大切にしてほしい」と、宗意さん。

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鼓笛隊の太鼓のばちを修復。写真下は復元前(新海老川橋)
後ろが新しいバカ面踊りの像。写真下は復元前(新海老川橋)
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修復前のキジ(向田橋)  
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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