2017年09月20日 配信

9/20(水)板倉病院でリウマチ学会指導医等による講演会
リウマチ・膠原病について~最新治療から在宅まで~

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 板倉病院(梶原崇弘院長=船橋市本町2-10-1)で9月16日、船橋市内を中心に医療福祉介護のワンストップサービス実現を目指して活動している公益社団法人の船橋市地域福祉・介護・医療推進機構が主催する市民公開講座「リウマチ・膠原病について~最新治療から在宅まで~」が行われた。

 同日の講演会で、講師を日本リウマチ学会指導医の医師瀧澤泰伸さん、同医師田中秀和さん、訪問診療医の医師久野慎一さんの3人が務めた。最初に瀧澤さんからはリウマチの症状の概要と代表的な薬とその副作用の説明があった。

 次の田中さんからはリウマチの外科的症状と手術治療についての説明。リウマチの患者は手を見ればすぐにわかるというくらい症状が顕著に手に現れる。手術のメリット、デメリットとして術後は痛みが取れて楽になったという人がもいるが、逆に握力がなくなりものをよく落とすようになると説明。手術のタイミングや方法は、本人の十分な理解が必要と話す。

 最後、訪問診療での在宅治療、介護についての話があり、久野さんからは「在宅介護をしていてもう看られない、もう無理と思ったら遠慮しないでギブアップと言って手を挙げてください。無理することはありません。入院させましょう」とレスパイトケア(利用者が、福祉サービスなどを利用中、介護者が一時的に介護から解放され、休息をとれるようにする支援)について説明があった。

 その後、製薬会社による在宅で簡単に摂取できる「医療・介護食」についての商品説明や購入方法についても紹介があった。

 市民公開講座の終了後、福祉介護医療の無料相談会を実施。本人や家族が病気の相談のため、目当ての医師に相談しようと順番を待つ長い列ができた。

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受付 医院長
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久野医師 田中医師
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滝澤医師 鈴木医師
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 講演会風景  相談会風景
   
   

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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