2018年02月22日 配信

2/22(木)映画「きらきら眼鏡」の船橋劇場上映を目指して署名手交式
総署名数9064人

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 「ららぽーとTOKYO-BAY」(船橋市浜町2-1-1)で2月21日、映画「きらきら眼鏡」の船橋劇場上映を目指して集めた署名9064人分を「TOHOシネマズららぽーと船橋」の支配人に手渡す「署名手交式」が行われた。

 映画「きらきら眼鏡」は、船橋を舞台にし、船橋市出身・在住の作家・森沢明夫さんの原作を映画化したもの。撮影は船橋市を中心に行われ、昨年10月にクランクアップした。

 船橋市内では「TOHOシネマズららぽーと船橋」が、唯一市内にある映画館になる。船橋市で8割以上を撮影、「市民オーディション」やエキストラ出演などで、船橋市民も関わりが深いことから、地元船橋の映画館で鑑賞してほしいという市民からの多くの声があったという。

 そこで「きらきら眼鏡実行委員会」が中心となり、同映画館での封切り上映実現に向け、署名活動が2017年9月9日、10日の「市民オーディション」時からスタートした。

 「署名手交式」では、映画製作の発起人である船橋宿場町再生協議会代表の大木武士さんから、船橋市民やセカンドロケ地の勝浦市民の協力のもと撮影が無事終了したことの報告と感謝の思いが語られた。現在は映画編集作業の最中で、3月中旬には海外マーケットにも出店を予定している報告もあった。

 そして「たくさんの市民が関わった映画を地元映画館で上映してほしいという熱いメッセージを、署名という形で提出させていただきます。署名活動は上映実現だけのためではなく、映画製作に関わっていただいた機会にも、作品を知っていただくという機会にもなったのではないか。まずはみなさまの思いを届けますので見守っていてください」と、大木さん。

 監督を務めた犬童一利さんからは映画の進捗の話があり、「通常の映画とは違い、市民のみなさまのパワーをいただきながら作ってきました。船橋での上映が実現することを祈っています。船橋でどれだけ盛り上がるかが、全国に広がるためのパワーになります。伝説となる映画作りですので、公開宣伝までみなさまと作り上げることができればと思っています」と公開実現へ向けての思いが話された。

 2017年末時点では数百名の署名しか集まっていなかったが、2018年1月に同映画館に活動の趣旨を報告したことをきっかけに、「ららぽーとTOKYO-BAY」や「千葉ジェッツふなばし」試合会場、船橋アリーナでの「千人の音楽祭」、大神宮での「船橋朝市」のイベントなど、船橋各所で署名活動は行われた。

 その結果、署名総数は9064人と発表。同会場では署名活動の様子がモニターで映し出された。

 手交を務めたのは市民を代表して実行委員会から2人、受け取り人である同映画館支配人の馬場弘昭さんに署名を手渡した。立会人として「ららぽーとTOKYO-BAY」所長の西島悦子さんが参加し、手交式は終了した。

 馬場さんからは「署名を大切に思い、公開実現に向け調整していきたい」と、そして西島さんからは「立会人としてTOHOシネマズをフォローしていきたい」と話があった。一般上映は今年9月から10月を予定している。

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船橋再生協議会代表の大木武士さん 監督の犬童一利さん
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署名総数は9064人と発表
実行委員から市民を代表して
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馬場さん(右)と西島さん(左)  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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