2017年04月29日 配信

4/29(土)新聞を使って学力を身につける「虹の音 学習教室」
通信と通塾の2通りで対応

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 新聞を使った学習教室「虹の音 学習教室」が、船橋駅北口そばの「なでしこサロン」(船橋市本町6-2-6扇谷ビル502)の場所を利用して410日にオープンした。

  代表は通信制サポート校で7年間教員として活躍した椎名薫(40)さん。不登校や中退、ひきこもりを経験している多数の高校生と関わってきたという。そういった経験の中で、基礎学力が何より大事で、すべての子どもたちが活き活きと暮らすためには社会とのつながりも大切と感じ、「とにかく愛を届けたいし、子どもたちの底力をアップするために学びの場を提供したい」と思っていたと話す。

 現在3人の子育て中の椎名さん。「育児に追われなかなか実現できませんでしたが、ようやく今までの経験を通して私が大事だと思ったことを形にした学習教室をオープンすることができました」と笑顔で話す。

 小学3年生から中学3年生を対象とし、週に1回の通学、もしくは通信を選ぶことができる(通信は1カ月3,500円~、通学は1カ月4,800円)。

 同教室では新聞を学習素材として使用し、椎名さんが考案したA4サイズ1枚の「虹ノート」を使って学習するスタイル。まず自分で新聞の中から興味のある記事を1つ選ぶ。その記事についてタイトルをつけたり、わからない言葉を調べたり、記事についての感想などを虹ノートの項目にそって整理する。

 さらに記事に関するクイズを作り、周りの人と話してみたいことを書いて虹ノートが完成。家で記事について話すことで親子のコミュニケーションの時間もとることができる。「虹ノートが50100200枚とたまっていくと、自分の力がたくさんついたと実感できると思います」と話す。

 「最初は本を教材として使うことも考えましたが、全員が興味のある本というのはなかなかないので、ジャンルの豊富な新聞にしました」と椎名さん。「新聞は自分の興味があること以外の情報もつまっていて、社会とのつながりを感じたり、記事を読むことで心が動いたり、とても有効なものだと思う」とも。

 「読み、書き、そろばん、虹ノートと言えるほど、子どもたちの底力をアップできるような学びの場になればと思います」と椎名さん。

 なでしこサロンでの開室時間は毎週月曜16時~、問い合わせなどはTEL070-5553-5550またはホームページ(http://nijinooto.net/)より。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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